2012年10月01日

東京文化会館 音楽資料室

昨日は、東バ「オネーギン」を観る前に、東京文化会館の4階にある音楽資料室に行ってみました。
楽譜・図書・CD・映像が無料で利用できます。
視聴室で映像を見ることにしました。
「オネーギン」の予習をしたかったのですが、すでに他の方が借りていたので、バレエ映像を検索してみると、「Tne Best of Kumakawa ~since1999」があったので、このDVD、買おうかと思っていた事だしと見てみました。

熊川さんが踊るシーンを中心に、色々な過去のKバレエのDVDからの映像と、熊川さんのインタビューなどで構成されています。
KバレエのDVDはほとんど観た事があるので、ん〜、まあ買う必要ないなということが分かりました(笑)
しかしこれだけ熊川さんのシーンだけぶったぎってみるのも変な感じ。
「若者と死」「ロミオとジュリエット」はいいですね。手元に置いておきたい。
特に「若者と死」は、公演映像ではなくて、セットを使ってカメラワークも凝って映画のように作ってあるので、これだけで素晴らしい作品として成り立っています。

このDVDのインタビューで、《映像を残すことについて》、熊川さんは、「今も自分の中で迷っていて答えが見つからない、映像は舞台とは全くの別物として見て欲しい」と言っています。
「劇場空間はマジックであるから、ぜひおしゃれして劇場へ来てほしい」と常日頃言っている熊川さんですから、映像を見て満足してしまい、劇場に足を運ばなくなるのは本意ではないでしょう。

またこのインタビューで、『海賊』について、初めて習ったヴァリエーションであり(同時にリーズも習っていた)、自分の得意演目であり、それまで取り組んでいた古典の改訂版ではなくて、音楽の組み立ても含めて、かなりの部分をオリジナルで創作した全幕物という、すごく思い入れのある作品で怪我をしてしまったことについて、話しています。

「これだけの思い入れのある作品で怪我をしてしまって、映像も残せなかった。だからこそ、もう一度頑張ろうというモチベーションになった」と。
「もし、あの時DVDを作れてしまっていたら、もうこれでやりたいことはやったから、自分はダンサーでなくて、監督として創作や指導する側でもいいやと思ってしまったかもしれない」と。

なるほどね〜〜

(実は海賊の初日に映像収録をしたそうですが、ラストでアリがコンラッドをかばって、銃の前に飛び出してくるシーンが、タイミングが合っていなくて、その映像はお蔵入りしたらしいです。
私はこの本邦初演見ていましたが、たしかに少し飛び出すのが早かったです。キャストは、吉田都さんがメドーラ、キャシディがコンラッドという豪華版だったのですけどね)

音楽資料館にはKバレエのDVDが全部揃っています。
モニターが小さいのが難点ですが、KバレエのDVDは高価ですから、
興味のある方はここで無料で見ることができますよ。


ぴかぴか(新しい)








posted by haru at 14:27| Comment(2) | TrackBack(0) | バレエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
私はDVDを持たない主義なので、音楽資料室は時々利用します。
画面がとても小さいのと、昔ながらの紙カードで資料を捜さなければならないのが難点ですが、LD時代からの資料数は膨大ですよね。
今はジム通い優先の私ですが、平日と土曜は夜8時まで開館してくれているので、以前は会社帰りにも立ち寄っていました。
最近ご無沙汰なので、また行きたい気持ちになりました。
Posted by ららら♪ at 2012年10月11日 19:43
ららら♪さん、
資料はパソコンで検索できました。
画面は本当に小さいですよね。
元が横長の映像だと、体のバランスが狂います。
熊川さんも、脚長になったりして(笑)
Posted by haru at 2012年10月16日 21:55
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