2014年06月15日

2014 ロミオとジュリエット 宮尾&荒井

2014年6月13日(金)14時 オーチャードホール
ロミオ 宮尾俊太郎
ジュリエット 荒井祐子
ティボルト 杉野慧
マキューシオ 福田昴平
ベンヴォーリオ 栗山廉
ロザライン 浅野真由香
パリス ニコライ・ヴィユウジャーニン
キャピレット郷 スチュアート・キャシディ
キャピュレット夫人 酒井麻子
乳母 西成雅衣

チャコットのスペシャルおまけ付きチケットを購入した為、クラスレッスンの見学ができました。
舞台の上に4列ぐらいにバーが設置され、ダンサー達が思い思いにストレッチなどしています。
前の位置にはプリンシパルの荒井さん、浅川さん、遅沢さん、神戸さん、宮尾さん、など、やはり位順に並んでいるようでした。
荒井さんのバーはまるでお手本。
センターレッスンでは、最後の方になるにつれて、ジュッテ、ジュッテのきついものになるのですが、そうなると、若手がガンガン跳びまくって、いいですね〜若いって。
女性が終わったあとに、男性だけ、ドンキのヴァリエーションの一部をやっていました。
クラスレッスンを見ると、うまいへたが如実に解ってしまいますね。

そしてレッスン見学の3時間後、本番舞台です。
今回は熊川御大は出演されませんが、バレエ王子宮尾さんをはじめとして、若手の有望株福田さん、杉野さん、写真でみたところ爽やかイケメンの栗山さんと、ビジュアル重視(笑)のキャスティングです。

第1幕
何だか舞台に引き込まれるような熱気を感じず、眠くなってきました。
ヴェローナの広場の場面は、賑やかで猥雑で、とても楽しいはずなのですが、なにがいけないのでしょう。
まず、三バカトリオがしっくりいってません。
栗山さんは長身で、フィギュアの羽生選手のような少年体型なので、中学生みたいに見えます。
宮尾さんは、あいかわらずゆるい踊りです。見た目はいいのですけれど…仮面をつけて立っている舞踏会のシーンは、素敵でした。仮面、ずっと付けていた方が良かったりして。
福田さんは、まあ頑張っていますが、空間支配力が足りない。
荒井さんは素晴らしかったです。まんま、14才のジュリエットとして役になりきっていました。

第2幕
休憩中に御大に喝でも入れられたのか、だいぶ良くなりました。
みなさん、スロースターターなんですかね。
思うに、この舞台で、役になりきって人生を生きている、という集中力のあるダンサーがいないと、熱気というか、伝わってくるものがなくなります。この舞台で言えば、荒井ジュリエットは役を生きています。
杉野さんのティボルトも、熱気を発散していて素晴らしいです。
脇を固めるキャシディなど、出番は少ないですが、ドラマに重みを与えてくれます。
それぞれの役が、それぞれの人生を生きてくれないと、舞台が奥行きのない、平坦な物になってしまいます。

そりゃあ、栗山廉さんは、身長185ぐらいで、すらっとしていてフェイスもいいし、うまく進化していけば、とびきりの王子様になれるかもしれません。
でも、観客は、練習台ではないのだし、それなりのプロとしてのパフォーマンスを期待して見に来ているのです。
思えば、初演の時は、熊川さんが出ない日でも、SHOKOジュリエットに遅沢ロミオ、清水健太ティボルトに浅川ロザラインと、脇も一流で、それは見ごたえがありました。

今のKバレエは、熱気とオーラでもって、舞台を引っ張っていくダンサーがいないと、ドツボに堕ちてしまうあぶない局面にあると思います。
そういうダンサーとは、やはり御大熊川さんとなってしまうと、うーん、やはりカルメンも熊川さんの出る日を見た方がいいのだろうか…という結論になってしまいそうです。




ぴかぴか(新しい)






posted by haru at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | Kバレエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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