2017年05月05日

東京バレエ団「ドン・キホーテの夢」沖&宮川

2017年4月30日(日)13:30 東京文化会館
今までは夏に「めぐろバレエまつり」という催しを行っていた東京バレエ団が、新たに上野でも「上野の森バレエホリディ」というイベントを開催。
子供向けのドンキホーテ公演と合わせて、上野公園でのフラッシュ・モブ、野外でのダンサー振付作品パフォーマンス、そして会館のホワイエではバレエ用品のお店や、バレリーナによるファッション・ショー、ティアラのワークショップ、初めてのバレエレッスン、裏方の仕事体験…など盛りだくさんな内容。
めぐろバレエまつりの10倍パワーで開催されました。

ホワイエでは、通常のチケットもぎりの位置がクロークのあたりまで後退し、公演チケットをもっていない人でも気軽にバレエ用品のお店を覗くことができます。
私は開演15分前くらいに着いたのですが、どのお店も大賑わいでした。
職業としてのバレエが定着しているとはいいがたい日本ですが、バレエを習う人口は多く、この盛況さを見ると、マーケットとして伸びていく期待が持てます。

キトリ 沖香菜子
バジル 宮川新大
ドン・キホーテ 木村和夫
サンチョ・パンサ 中村瑛人
エスパーダ ブラウリオ・アルバレス
キューピッド 足立真里亜

改訂振付のワシリーエフ氏が、ドンキのエッセンスをぎゅっと詰め込んで、子供でも絶対飽きないようにしたこの作品、年々ブラッシュアップされて、バレエというより、お子様向けミュージカルみたいな、優れたエンターテインメントになってきたように感じます。
今回は、馬の声をワシリーエフ氏が担当したそうで、カーテンコールにもワシリーエフ氏が登場してノリノリで踊っていました。
大人としては、見どころのオンパレードで、少しはしっとりしたところもないと息ができないほどなのですが、クラシックバレエとしての踊りもたっぷりあって、満足できます。
沖さんのキトリは気が強いというよりも、かわいらしいキトリ。宮川さんは踊りは文句ないけれどもお顔が大きいのがどうも…
アルバレスさんのエスパーダが、白いタイツがめちゃくちゃ似合っていて、カッコよかったです。
やはり外人だけあって脚の長さが段違い。190センチぐらい(実際はそんなに高身長ではないでしょうが)に見えました。
足立さんのキューピッドも、ジャンプも軽やかでキュートでした。
足立さんは、公演後のパフォーマンスで、秋山瑛さんと木村和夫さん振付の「ハミングバード」を踊りましたが、ふたりともかわいい系の美人で清潔感があってステキでしたね。
この作品では、サンチョパンサがお話しをしながら進行役を務めますが、中村さんは声も良く、観客つかみのタイミングも絶妙だし、バレエダンサーというよりプロの役者さんのようにお見事でした。
なんと、中村さんはこの公演を最後に東京バレエ団を退団なさったそうです。
「これからも東京バレエ団をよろしくお願いいたします!」ってカーテンコールで言っていましたね。
いい団員が辞めちゃうのは残念。
でも、7,8年前と比べて、すごく新陳代謝が進んでいるのはいいことかもしれません。


posted by haru at 19:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 公演レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/449617287
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック