2011年06月14日

ダニエル・ラドクリフのミュージカル

またまたバレエネタではありませんが、昨日NHKBSプレミアムで、トニー賞授賞式のライブ放送を見ていたら、ハリーポッターことダニエル・ラドクリフ君が歌って踊っていました!

彼は今ブロードウェイで「努力しないで出世する法」という60年代に作られたミュージカルの2度目のリバイバルに主演していて、週に6回舞台に立っているそうです。

歌も踊りも上手ですが、一番びっくりしたのは、背が低いこと!
ハリー・ポッターの原作設定では、ハリーはひょろっと背が高くて痩せた少年で、今までの映画でもハリーがどんどん成長してきていても、背は結構高い方だと感じて見ていたので、このブロードウェイの舞台にはちょっと衝撃です。

トニー賞で披露された舞台の1場面⇒こちら


調べてみたら公式には身長173センチだとか。噂では168センチぐらいという話もあります。
ブロードウェイでは共演者たちに軒並み180センチ以上の人たちをあえて揃えて、彼がチビなのを際立たせようとしているのか、それともみんなが普通で彼が実際にチビなだけなのか。

プレゼンターとして出てきたマシュー・ブロデリック(「努力しないで出世する法」の第1回目のリバイバルに主演した)も同じく身長173センチだそうです。
こちらに映画俳優の身長別リストがありますが、面白いですよ。
(マシュー・ブロデリックといえば、被ばく実験のためにパイロット訓練をさせられた猿を逃がすという映画「飛べ!バージル(原題Project X)」は泣けました、みなさんこの映画知っていますか?)



ブロードウェイでは、演じる役のキャラクター(人種や身長、スタイル)にぴったり合った俳優が求められるそうですから、ダニエルの演じた役も、マシューが以前演じていたということから考えて、もともとチビという設定なのだと思います。


ハリー・ポッターの成功で21才の若さで巨万の富を手に入れたダニエル、これから俳優としてどのような方向に行くのか…。マシュー・ブロデリックとか、マイケル・J・フォックスとか、背が低くてかわいくてコメディ演技のできる俳優の範疇に、ラドクリフ君もこれから入っていくのか?
それとも…?

富や名声にまどわされず、ハリーのファンが納得できるような、まじめな人生を選んで欲しいです。


ちなみに、トニー賞授賞式の再放送(字幕版)は以下です。
6月18日(土)3:00〜5:30PM NHKBSプレミアム
これを見るとNYに行きたくなりますよ。

ぴかぴか(新しい)




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2011年06月13日

伊藤みどりが競技会に復帰

バレエネタではありませんが、フィギュアの元オリンピック選手伊藤みどりさんが、ドイツで開かれたアダルト選手権で競技に復帰、というニュースがあったので、いったいどんな事になっているのだろうと、動画を探しました。

伊藤みどりといえば、トリプルアクセルをオリンピックで初めて飛んだ選手。
1992年です。その後トリプルアクセルをオリンピックで飛んだ女子は真央ちゃんだけですよ。

その伊藤みどりも41才。
申し訳ないのですが、競技会の動画を見て、最近の現役選手と違いすぎて、がっかりしてしまいました。まず、滑るスピード遅すぎっ!
私は、おばさんバレエの人は発表会などしない方がよいと常々思っている派ですが、この動画を見てさらにその気持ちが強くなりましたです。

関連動画で、「スポーツ偉人列伝 伊藤みどり」を見ると、かつてのトリプルアクセルがどんなに凄かったか、そして彼女がどんなに大変な思いをしたのかが解りました。
真央ちゃんも、これを同じ、いやもっとキツイプレッシャーをかけられていたのですよね。

という事をふまえて、11日の競技会の動画をもう一度見ると、あらら、意外と悪くないじゃないか…流れるように滑ろうとしているのだなぁ…というように感じました。
でも、もうちょっと痩せていたら、もっと軽やかにできたのに。


ぴかぴか(新しい)

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2011年03月14日

大震災から3日

巨大地震、そしてたくさんの人の命を奪った恐ろしい津波。
メルトダウン、交通機関のマヒ、停電。
食糧や日用品の買い占め。
信じられないような事が現実に起きています。

節電につとめ、食べる量を減らし、
被災地の方々の苦しみのホンの少しでも分かち合えるように
私達ができることを考えたいです。
無用な買い占めはやめましょう。
とりあえず、今あるものだけでやりくりしましょう。

私は地震の時、東神奈川近くの学校にいて、
しばらく様子を見ていましたが、電車が動きそうにないので
横浜まで歩いてシェラトンホテルに避難して一夜を過ごしました。
もちろん、部屋などなく廊下でしたが、温かいし、
スタッフの方々のホスピタリティのある対応のおかげで
情報も手に入ったし、快適に過ごせました。

そして昨日は、オーチャードホールで行われたKバレエの「ピーターラビットと仲間達/真夏の夜の夢」を観てきました。どうしようかなと思いましたが、チケットがもったいないですし。

渋谷のハチ公前スクランブルは、いつもの6割ぐらいの人出で、ネオンサインや大画面モニターもすべて消灯していました。
観客の入りは、S席の良い場所がトータルで30席ぐらい空いていました。日曜日の公演ですから、地方から来る予定の方も多かったのでしょう。

節電のためもあったのか、カーテンコールなしでしたが、良い公演でした。
このまま日本列島はどうなっちゃうんだろう?という不安がありましたが、
舞台を観ているときは現実のことも忘れられました。
暗くなりがちな心にポッと灯りがともったような気がして、芸術の癒しの力を感じました。
こんな時に舞台なんで不謹慎だ、という意見もあるでしょうが、こういう時だからこそ、人間には芸術が必要なのかもしれない、と実感いたしました。
今日は電車がとまり、Kバレエの公演も中止になりました。
本当に、昨日だけが、ぽっかり空いた時間のタイミングだったんですね。


被災に合った方々には言葉もありませんが、生き残った私達は元気でいなければなりません。
元気でいなければ、誰かを助けられません。
生き残った意味、使命がきっとあるのです。

ぴかぴか(新しい)

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2010年02月27日

バンクーバーOlympic女子フィギュア

真央vsヨナ対決が終わって、もうオリンピックで見たいものがなくなった…

今日、日本テレビでやっていたハイライト番組で、荒川静香さんが、ヨナについて、「自分が何を期待されているか、ちゃんと知っていて、国をあげてのプレッシャーに耐えて完璧にやるなんて、19才ではできることではない」とコメントしていましたが、サイボーグのように感情を表に出さないヨナが、フリー演技が終わった瞬間のガッツポーズ、そして表彰台での涙…
鉄のカーテンがちらっと開いた瞬間のように、それがすべてを物語っているようです。
これであしたのジョーのように燃え尽きて真っ白にならないといいですけれど…

真央ちゃんは、銀メダルに納得せずに表彰台でもずっと笑顔なしで、
どれだけ負けず嫌いなんだよっ!がく〜(落胆した顔)わーい(嬉しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
ヨナに負けたというよりは、完璧な演技ができなかったことが悔しかったのでしょうね。
表彰式の後のインタビューでも泣いていて、それは「くやし涙と嬉しい涙の両方です」と言っていたのが正直で良かったな。

後半のジャンプがオーバーターンになる前までは、完璧だったし、いわゆるZONE状態にあるのかなと見ていたけれど、あれで少し集中がゆるんだのか、エッジがひっかかるなんて、めったにないことですよね。
でもその後のステップではさらなる集中力を見せ、特に表情がいままでにないこわい顔で、音楽があらわすものを表現しようとしていると感じました。

タラソワがこのラフマニノフの「鐘」を提示した時、もうひとつどうかと言われたのはリストの「愛の夢」だったそうですが、真央はこの重厚な曲を「自分の力強さが出せるから」と選んだそうです。

この「鐘」を最初に見た時、タラソワはオリンピックに向けて、いちがばちかのリスキーな勝負を真央に賭けたんだな、とわかりました。
重たくて一般受けしずらい曲。でも真央が芸術的にすべることが出来れば、軽い曲よりもかえって観客の心に強い印象を残す。半端な表現ではできない、挑戦でした。真央ならば、それができるという確信がタラソワにはあったと思います。

シーズン最初は曲の持つ重みに負けていた真央でしたが、徐々にその芸術性を身につけ、昨年末の全日本選手権ではほぼ自分のものとして滑っていました。
技術的には、トリプルアクセルが回転不足になりやすい傾向がありましたが、猛練習で乗り越え、オリンピック本番へ向けて絶好調のタイミングを合わせてきました。

SPを最高の出来でやりとげ、フリーの「鐘」は、エッジが氷にひっかかるというミスがありましたが、表現の上では、より一段上の次元へ手を伸ばすことができました。

水が流れるように美しくきれいに滑ったキム・ヨナの演技よりも、観客の中にあとあとまで印象に残るのは、重厚な音楽に乗せて力強く、この音楽の持つ芸術性を表現しようとした真央の方です。

コーチから言われたように演技するのではなく、真央自身が表現したいという強い気持ちが伝わってきました。
それは、やはり誰から教えてもらえるものでもない、自分自身から湧いてくるマグマのような情熱なのです。

あの、鬼気迫る表情で滑っている真央を見て、私は「ああ、この子には、すごい伸びしろがある」と感じました。真央の技術に、高橋大輔のような表現力がついたら、すごいことになるのではないでしょうか。


アラベスクのミロノフ先生とエーデュクのように、ヨナと真央は金メダルを交互に取り合うような関係をずっと続けていって欲しいです。


ぴかぴか(新しい)

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2010年02月20日

オリンピック男子フィギュア

やっぱりフィギュアスケートは、スポーツの中でも一番
芸術寄りの競技ですね!

もちろん私も高橋選手の大ファンです!
あんな風にニュアンスのある動きができるなんて、
やはり生まれもったセンスなのでしょうか?

バレエも同じなのですけども、ほんのちょっとした首のかしげ方、
動きの緩急、ささいな手の使い方…などで、より美しくみえたり、
ニュアンスを表現できたりするものですね。

それは教えられたからできるものでもなく、表現したいという心や、
思い描くイメージ力の強さ、燃え盛る情熱のようなものが
必要なんだと思います。

高橋選手は、熊川さんも怪我した前十字靭帯断裂という大怪我からの復帰で、辛く苦しい日々を乗り越えたからこそ、自分が滑れる、踊れるという歓びをより強く感じて演技しているようでした。

苦難を成長の糧として乗り越え、私達に勇気と感動を与えてくれました。高橋選手、おめでとう!そしてありがとう!

るんるん

金メダルのライサチェック選手、身長188センチだそうですが、2メートルぐらいの巨人に見えます。
男性的で頼もしい雰囲気が、男子フィギュア選手の中では少々異質でカッコイイ!私の友人によると、ウィーンではよく見かける顔立ちだそうです。名前のチェックからしてもチェコ系なんでしょうか?

SPの火の鳥は民族の「血の濃さ」を感じさせる表現でしたし、あのガタイの良さで、手を伸ばすだけでリンクの半分ぐらい占めるんじゃないかっていう有無を言わせぬ迫力でした。
金メダルのプレッシャーがかかる中、ノーミスでジャンプを飛ぶ精神力の強さは見事でした。

ランビエール選手は、ジャンプをミスしたのになぜ4位?とかいう感じですが、アームスの使い方とか、まるでクラシックバレエそのものでした。彼はそのまんまバレエダンサーになれますね。

織田選手は、どうにも表情が固かったので、大丈夫か?と思っていましたが、あの靴ひもアクシデントにはびっくりです。
それにしても、モロゾフコーチは選手の個性を引き出すのが上手ですね。FPのチャップリンは彼のキャラに合っていますもの。あれで高橋選手ぐらいの演技力があって、表情がともなえば、かなりの名プログラムに仕上げられるのに。

小塚選手は、次のオリンピックでメダルを狙うならば、もっとセンスを磨かねばね。衣装も音楽も振付も、彼の素質を生かしていない。最強のセンスの持ち主タラソワか、モロゾフに教えを請うべきでは?

スペイン代表のフェルナンデス選手は今回の掘り出し物。
とてもしなやかな体の持ち主で、FPのパイレーツオブカリビアンでは剣が見えるような演技力がありました。モロゾフの振付も良かったし。
キャンディロロの後継者は彼だと思う。


ぴかぴか(新しい)

 



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2008年09月09日

Kバレエ冬公演のお値段

KバレエのHPに年末の公演のお知らせがありますが、
ACTシアターで12月23日〜28日までの6公演
「くるみ割り人形」赤坂SACASヴァージョン、
音楽はオーケストラ演奏ではなく特別録音のテープだそうです。

もちろん、熊川さんは怪我の療養中で出演はしません。
私が一番びっくりしたのはチケット代。
これまでのKバレエではありえなかったS席1万円です!

国内のバレエ団だとゲストなし公演で1万円は相場ですが、
今まで熊川さん出演で1万8千円だったKでは異例の破格値!と
感じてしまいます。

これが、オーケストラを使わないが為の金額ということなら、
オケ代2千円、熊川さんプライス6千円ということなのでしょうか。
(おととし熊川さんが出なかったくるみは1万2千円だったということから計算)

音楽を大切にする熊川さんが、録音テープ公演に踏み切ったのは
ACTシアターならではの事情がありそうです。
まず、この劇場にはオケピットがない。
そして、「Kバレエの第九」公演時の音響から考えると、
たとえ前方の座席をつぶしてオケを入れたとしても、
満足いく音質と音量で客席に届かないのではないか、と。

本来、このACTシアター年末公演は、熊川さんが出演して
「Kバレエの第九」を上演予定だったはずです。
熊川さんが出演できない、そして年末恒例の第九とはいえ、
バレエ作品としては知名度のない新作であること、
合唱団も年末の各地での第九出演で忙しい…
などなどのもろもろの事情から、
確実に集客できる「くるみ割り人形」に変更、そして
Kバレエとしては格安のチケットで、顧客拡大をはかったのでは
ないでしょうか。

とてもいい決断だと思います。
熊川版「くるみ割り人形」は、スペクタクルと踊りの楽しさが
つまった傑作ですから、チケット代を安くして、
たくさんの人にその素晴らしさを知ってもらえれば、
これからのKバレエにとっても良い事でしょう。

ただ、赤坂sacasヴァーションというのが少々気になります。
プロローグから1幕への場面転換に使われる大掛かりな舞台装置が
奥ゆきがなさそうなあの劇場では使えないような気がしますから、
その為でしょうかね…
まあ、それを差し引いても、熊川さんが踊らなくても、
十分に楽しい作品ですから、みなさんぜひ
ご覧になることをオススメします。
私は、松岡さんと遅沢さん主演のクリスマス当日公演に
行く予定です。



ぴかぴか(新しい)








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2008年09月03日

「新潟中越沖地震チャリティバレエガラコンサート」東京公演

2008年9月1日(月)18時30分 新宿文化センター

『眠れる森の美女』グラン・パ・ド・ドゥ
寺島ひろみ&アンドレイ・メルクリエフ

『薔薇の精』
さいとう美帆&アントン・コルサコフ

『NE ME quittes pas〜行かないで〜」
アンナ・パシコワ

『白鳥の湖』グラン・アダージョ
ダリア・スホルコワ&シリル・ピエール

『ドン・キホーテ』ジプシーの踊り
高橋晃子

『ライモンダ』第1幕のパ・ド・ドゥよりアダージョ
ガリーナ・ステパネンコ&アンドレイ・メルクリエフ

『くるみ割り人形』金平糖のヴァリエーション
アリヤ・タニクパエワ

『シェヘラザード』
ユリヤ・マハリナ&イリヤ・クズネツォフ

『アダージオ』
アンドレイ・メルクリエフ

『マタハリ』
ユリヤ・マハリナ&イリヤ・クズネツォフ

『海賊』ギュリナーラとランケデムのパ・ド・ドゥ
寺島まゆみ&芳賀望

『il pleut』
松崎えり&大嶋正樹

『カルメン』
アンナ・パシコワ&イリヤ・クズネツォフ

『ロミオとジュリエット』バルコニーのパ・ド・ドゥ
オクサナ・クチュルク&イーゴリ・イェブラ

『瀕死の白鳥』
ユリヤ・マハリナ

『ドン・キホーテ』より
ガリーナ・ステパネンコ&アントン・コルサコフ&その他大勢

TOSHI スペシャルコンサート


メルクーリエフ、クズネツォフ、イェブラの
三人の男性ダンサーの魅力をあらためて発見いたしました。

特に一番頑張っていたのは、メルクーリエフ!
寺島ひろみさんとの眠り、ステパネンコとのライモンダ、
そして自分のソロ、ドンキホーテでの超カッコいいエスパーダと
入れ替わり立ち代りでこなしたステパ姉さんとのアダージオ。
それからTOSHIの歌に合わせての即興…
疲れ知らずの出まくり、サービス精神あふれる大活躍でした〜〜

クズネツォフもいっぱい踊っていました。彼は背が高くて、
男らしくて、いいダンサーですね〜。特にマハリナとの
シェヘラザードが色っぽくてよかったです。

イーゴリ・イェブラは、「スペイン情熱のガラ」の時に
目を引いたダンサーでしたが、ロミオの時は、
情熱あふれるすがすがしい若者、ドンキの時は、
スペイン人らしいあんちゃん風で、雰囲気がガラリと変わり、
いろいろな役柄をこなせる逸材と見受けられました。
背も高いし、ルックスもいいし、
もっと日本で踊れば人気がでるでしょう。
彼のバジルで全幕を見てみたいものです。

寺島ひろみさんは、トップバッターだったので
少し出だしは緊張気味でしたが、キラキラした幸福感が
徐々に増してきて、最後の二人のコーダではまぶしいくらいでした。

今回、メルクーリエフがステパネンコとライモンダのアダージオを
長い白マントで踊ったのですが、当初はひろみさんと
ライモンダを踊る予定だったのですよね。
ステパ姉さんには失礼なんですが、彼女のライモンダは
貫禄がありすぎて…。(でもってちょっと中年体形?)

あの美しいメルクリ騎士とは、
ひろみモンダの方が絶対お似合いなので、
私は脳内変換(ステパ→ひろみ)して観てしまっていました。

とは言ってもステパネンコは、ドンキではさすがの貫禄で、
なんと言うのでしょうか、舞台にいることがあまりにも自然です。
彼女は「あがる」なんてことが絶対ないんじゃないか、
そして思うがままに舞台でふるまえる力があると感じられました。

サポート付ピルエットでくるくるっと7回ぐらい回った最後に、
ゆ〜くりと体を斜めに傾けてポーズを作るその余裕。
横っ飛びの大ジャンプは、イェブラがしっかり受け止めてくれたけど、
あれは日本人の腰の薄いダンサーだったら、絶対よろけてるね。

ライモンダで気になったボディは、黒の衣装で目だたなかったし、
アダージオのパートナーがコロコロ変わっても、
一向に気にしない様子のステパ姉さん、ステキでした。

アントンさんは、顔はかわいいんだけど、胴が帯を巻いたみたいに
太くなっていて、(シーズンオフで気のゆるんだ夏太り?)
踊りも重そうで、ちょっと踊るとつらそうでした。

彼は、寺島ひろみさんとワガノワ同期で、
マリインスキーに入団した出世頭だったらしいです。
当時は、天使のアントンと呼ばれていたとか…
マリインスキー・ボリショイ合同ガラの時は、
もっとシェイプアップしてたような気がします。

寺島まゆみさんと芳賀望さんの「海賊」は絶好調でした!
観客席も、盛り上がっていたし、芳賀さんも大ジャンプを見せて
まけじとまゆみさんも高いジュッテを飛びまくり、素晴らしかったです。

大嶋正樹さんは、彼が怪我をした公演を観て以来だから、
ちゃんと踊れるように回復してまずは良かったです。
でも、その間に東京バレエ団を退団してしまったので、
もう彼のあの素晴らしい聖セバスチャン(ベジャールのM)は
観られないのね。残念。
今回の作品も、振り付けした松崎さんより大嶋さんの方が
動きが美しくて、流れるようで、さすがベジャール作品などを
踊りこんできたダンサーだと感じて、かえずがえすも
東バ退団はもったいない。
身長が高いわけでもないので、貸し出し王子向けじゃないから
これからどうするんでしょう。

レニ国からボルドーバレエに行ったオクサナ・クチュルクは
愛らしくて軽やかで、ジュリエットにぴったりでした。
レニ国時代に彼女を見たときは、かかとの肌が露出する
変なタイツを履いていたのがいやだったけど、
今回はまともなタイツだったし、とっても可愛かった。

マハリナは、スタイルが変わらず、手足細くて長くて、美しい〜。
少々劣化しているのは顔?かな…
『瀕死の白鳥』のムーブメントは彼女独特のもので、
プリセツカヤともロパートキナとも違っていました。
あまり、瀕死らしくなかったかな。独自性は感じられたけど。

面白すぎた「ドンキ」の後で、出演者全員が揃って
カーテンコール。
芸術監督のタランダが出てきて、ノリノリで
ツイスト&ブレイクダンスみたいなのを踊って、
ホレッ!と他のダンサーに「お前も踊れ!」ってけしかけて、
あれは誰かな?クズネツォフ?あたりがヘビがのたうち回るみたいな
面白いブレイクダンスを踊りました。会場大うけ。
すっごく楽しいカーテン・コールでした。


最後に行われたTOSHIのスペシャルコンサート。
バレエだけ見て帰った観客も多く、4割ぐらいの入り。
(もともと6〜7割ぐらいの入り)
最初に一曲ピアノの弾き語りでTOSHIが歌い、
それにあわせて、高橋晃子さん、アンナ・パシコワ、
メルクーリエフが順々に即興で踊る。
このときメルクーリエフの着ていた衣装は、青いシースルーTシャツで
大嶋さんがコンテの時着てたのに極似だったんだけど、
彼のを借りたのかしら…

その後カラオケでTOSHIさんが2曲歌って終わりでした。
TOSHI さんの曲は、愛とか魂の浄化とかスピリチュアルな感じで
長かったですが、みなさん、まじめに聞いてたようです。

いい企画でしたね。特にドンキはバレエファンにはたまらない趣向でした。
でも奈良、新潟は観客が集まらなかったらしいから、
(桶川、新宿も6〜7割でしたから)おそらく赤字でしょうね。
もうちょっとチケットの値段を下げて、地方はバレエ教室に
チケット販売をお願いしたり、自治体の協力をあおいだりして、
集客率をあげないと、せっかくの企画が実を結ばないです。
これでは、チャリティーどころじゃないだろ…
出演者のギャラも出るのかなあ…と
とっても心配しております。


ぴかぴか(新しい)













posted by haru at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする