2016年12月07日

「フランケンシュタイン」英国ロイヤルバレエ(NHKプレミアムシアター)

ヴィクター・フランケンシュタイン フェデリコ・ボネッリ
エリザベス ラウラ・モレーラ
怪物 スティーブン・マックレー

今年5月に初演されたリアム・スカーレットの初めての全幕作品。
彼の小品は見たことがありますが、ソロやデュエット、群舞それぞれ変化に富んでいて、バランスよく作品を構築する力のある振付家だと思います。

前半はヴィクターがフランケンシュタインを生み出すまでの家族の話、恋人の話、学校の話など。
19世紀のコスチューム・プレイも楽しめる衣装の数々が美しい。ダウントン・アビーみたい。
振付としては、マクミランを彷彿させる、コンパスのようにポワントの先を使って回転するパや、多数の男性にリフトされるシーン(マノンみたい)が多用されています。
フランケンシュタインという題材の暗さから、「マイヤーリング」に似ているかも。

全編これダンサーが踊りっぱなし。
特に踊りっぱなしなのがヴィクター役のボネッリ。出ずっぱりで、濃い演技をしながら踊らなくてはならない、大変にハードな役。
それからラウラ・モレーラ。年増だからお姫様役は似合わないけれども、女性らしいこなれた動きのねばっこさが独特な味を醸し出す。美人ではないけれども魅力的。
難しいリフトや休みなしの激しい踊りがてんこ盛りなのだけれども、抜群のパートナーシップが見事で物語を語ってゆく。

ヴィクターが怪物を作り出す実験解剖室のシーンは、プロジェクション・マッピングや手品のような火花の効果で大変に面白い。

マックレイ先輩の踊りがキレキレなのはデフォルトとして、怪物がヴィクターの弟を殺してしまうシーンや、犯人と間違えられてつるし首になるジュスティーヌのシーンは、見ていてつらい。

しかしこの作品の白眉は、ヴィクターとエリザベスの結婚式で、踊る友人たちの間に怪物が現れたり消えたりするトリッキーなシーン。映像だから、よけい不思議に見えるのかもしれないが、群舞の中にいつのまにかまぎれて踊っている怪物が、またいつのまにか友人と入れ替わっていて、観客もヴィクターと同じく錯覚の迷宮に入ってしまうようなカタルシスがあった。衣装と照明も効果的に使われていて、ここは実際の舞台でぜひ見てみたいと思った。

そして終盤のヴィクターと怪物の男パ・ド・ドゥ。最近はやりの男パ・ド・ドゥ(笑)
なんだか二人がキスでもするんじゃないかと、ドキドキしましたわ。
二人とも大柄ではないけれども、男性をリフトするのって、大変そう。
ちょっと重そうだった。

私の好みは「後味の良い作品」なので、これは好みにはずれているのですが、踊りが多いことや、面白い演出や構成があったので、あとは音楽ですね。音楽がわかりにくい。
ホラーって、一部では人気のある分野だから、もう少しキャッチーな音楽で、殺人や処刑のシーンをどうにかしたら、一般受けする作品になるような気もします。
シリアスドラマは、英国ロイヤルバレエという、ドラマティックバレエを得意とするバレエ団の特徴にはあっているかもしれないが、一般受けは難しいんじゃないかしら。
以前、NBAバレエ団がやった「ドラキュラ」の方がもう少し一般受けする作品だったと思います。

お化け屋敷的作品、という路線はありかもしれない。
いっそのことフランケンシュタイン、ドラキュラ、オオカミ男、ゾンビとか、全部出てきたりして。
ハロウィーン期間上演で。















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2013年01月31日

Prix de Lausanne 2013

今年のローザンヌ国際コンクールが始まりました。
お楽しみのビデオブログもYou tubeで色々見ることができます。

今年のトピックは、アクリ堀本の御曹司、アクリ士門君の参加。
ビデオブログにも取り上げられています。
国内のコンクール総なめですから、どこまで行くか楽しみです。
ビデオグログで、いつもレッスン2時間、自習4時間やっていると言っていました。
クラシックもコンテ素晴らしいです。

それから、映画「ファースト・ポジション」に出ていたミコ・フォガティさんも参加しています。
ゼッケンが100番台が女子の若い方、300番台が17〜18才、
200番台が男子の若い方、400番台が17〜18才。
士門君は210番、ミコさんは109番。
ミコさんは、抜群のテクニックで若い子の中では際立ってますね。
ゼッケン413の男子が、かなり長身なので気になります。

今回の審査員には熊川哲也、ニーナ・アナニアシヴィリ、タマラ・ロホなどがいて豪華です〜ハートたち(複数ハート)

ビデオ審査に合格した参加者は23カ国から250人。
クラシックのクラス、コンテンポラリーのクラス、クラシック・ヴァリエーション、コンテンポラリー・ヴァリエーション、それぞれが4分の1のウェイトで審査されるそうです。

決戦は2月2日土曜日(現地時間)に行われます。


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2012年10月01日

東京文化会館 音楽資料室

昨日は、東バ「オネーギン」を観る前に、東京文化会館の4階にある音楽資料室に行ってみました。
楽譜・図書・CD・映像が無料で利用できます。
視聴室で映像を見ることにしました。
「オネーギン」の予習をしたかったのですが、すでに他の方が借りていたので、バレエ映像を検索してみると、「Tne Best of Kumakawa ~since1999」があったので、このDVD、買おうかと思っていた事だしと見てみました。

熊川さんが踊るシーンを中心に、色々な過去のKバレエのDVDからの映像と、熊川さんのインタビューなどで構成されています。
KバレエのDVDはほとんど観た事があるので、ん〜、まあ買う必要ないなということが分かりました(笑)
しかしこれだけ熊川さんのシーンだけぶったぎってみるのも変な感じ。
「若者と死」「ロミオとジュリエット」はいいですね。手元に置いておきたい。
特に「若者と死」は、公演映像ではなくて、セットを使ってカメラワークも凝って映画のように作ってあるので、これだけで素晴らしい作品として成り立っています。

このDVDのインタビューで、《映像を残すことについて》、熊川さんは、「今も自分の中で迷っていて答えが見つからない、映像は舞台とは全くの別物として見て欲しい」と言っています。
「劇場空間はマジックであるから、ぜひおしゃれして劇場へ来てほしい」と常日頃言っている熊川さんですから、映像を見て満足してしまい、劇場に足を運ばなくなるのは本意ではないでしょう。

またこのインタビューで、『海賊』について、初めて習ったヴァリエーションであり(同時にリーズも習っていた)、自分の得意演目であり、それまで取り組んでいた古典の改訂版ではなくて、音楽の組み立ても含めて、かなりの部分をオリジナルで創作した全幕物という、すごく思い入れのある作品で怪我をしてしまったことについて、話しています。

「これだけの思い入れのある作品で怪我をしてしまって、映像も残せなかった。だからこそ、もう一度頑張ろうというモチベーションになった」と。
「もし、あの時DVDを作れてしまっていたら、もうこれでやりたいことはやったから、自分はダンサーでなくて、監督として創作や指導する側でもいいやと思ってしまったかもしれない」と。

なるほどね〜〜

(実は海賊の初日に映像収録をしたそうですが、ラストでアリがコンラッドをかばって、銃の前に飛び出してくるシーンが、タイミングが合っていなくて、その映像はお蔵入りしたらしいです。
私はこの本邦初演見ていましたが、たしかに少し飛び出すのが早かったです。キャストは、吉田都さんがメドーラ、キャシディがコンラッドという豪華版だったのですけどね)

音楽資料館にはKバレエのDVDが全部揃っています。
モニターが小さいのが難点ですが、KバレエのDVDは高価ですから、
興味のある方はここで無料で見ることができますよ。


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2012年09月11日

世界バレフェスファニーガラ映像

この夏は、素敵なバレエ公演を色々観る事ができて楽しかったです。
その中でもきわめつけだった、世界バレエフェスティバル、ガラ公演のおまけ、ファニーガラのラ・シルフィードの動画を、ヨハン・コボーがYou Tubeにアップしています。
こちら

ジェームスがコジョカルで、シルフィードはコボー。
シルフィードのソロは、「明るい小川」の音楽・振付です。
ワシリーエフが白と黒のつなぎを出てきたのは、シマウマかと思っていましたが、上野動物園にひっかけた「パンダ」だったらしいです。

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2012年08月21日

ショッソン・ドール国際コンクールのスペクタクル

2012年8月19日(日)18時 ゆうぽうと
今年のローザンヌ国際バレエコンクールで1位だった菅井円加さんの踊りが見たくて、ショッソン・ドール国際コンクールという、パリを本拠とするコンクールの第1回日本開催のスペクタクルに行ってきました。
菅井円加さんが踊ったのは、「眠りの森の美女」第3幕のオーロラのヴァリエーションと、「ファラオの娘」のアスピシアのヴァリエーションです。

アマチュアダンサーにありがちな不安定さがみじんもなく、素晴らしいボディコントロール力がありました。オーロラはにこやかで若々しく、アスピシアでは、ハッとするような切れ味のよいジャンプを見せてくれました。
彼女は体型的にはそれほど手脚が長いわけでもなく細いわけでもありませんが、的確なボディ・コントロールと音楽をつかむ力があるような気がします。
今すぐでもプロとして舞台に立てそうです。

紹介のアナウンスによると、翌日のフライトでドイツに1年間の留学に出発するそうです。
ローザンヌコンクールの後にパリで開かれたこのコンクールでも優勝したということから、スペクタクルで見本演技を披露することになったようですね。

留学先はハンブルグのナショナル・ユース・バレエ(Bundes Jugend Ballet)という、ノイマイヤーがプロデュースした18才から23才までの若いダンサーのカンパニーです。
HPはこちら動画もいろいろあります。
2011〜12年シーズンから活動を始めたばかりのカンパニーで、団員は8名。
ダンサーみずから振り付けた作品など、コンテンポラリーに重きを置いているようです。
すでに日本人の高浦幸乃さんという方が団員として活動しています。

なかなか面白そうなところを選んだものですね。
人数が少ないから、古典の全幕などはできないかもしれないけれど、ヨーロッパの今のダンスシーンの空気をじかに経験できて、自分でも振り付けができるようだし、あれっ、それって「テレプシコーラ」の六花ちゃんみたい…六花ちゃんも、ハンブルグバレエ学校を卒業したら、このカンパニーに入りそう。
菅井さんがこれからこのカンパニーでどのように進化していくのか注目ですね。

スペクタクルには、もうひとつ演目がありまして、パリオペラ座のフロリアン・マニュネとマリーヌ・ガニオの「タイス」のパ・ド・ドゥでした。
このお二人はご夫婦だそうで、美男美女、息のあった素敵なパ・ド・ドゥでした。
マリーヌのインタビューがチャコットのウェブマガジンにありました。こちら


ぴかぴか(新しい)








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2012年07月19日

この夏の話題

いつも夏になるとぐっとブログの更新が怠ってしまいますが、今年は世界バレエフェスティバルがあるし、舞台芸術全般が冷え切っていた昨年に比べると、色々面白そうな話題があります。
22日は、新国立劇場の「バレエ・アステラス」を観に行きます。
今年は海外で活躍しているダンサーのほかに、研修所の演目もありますし、サンフランシスコバレエ学校の演目もあるのが楽しみです。
サンフランシスコバレエ学校は、バレエ団づきの学校なんですよね?
残念ながらサンフランシスコバレエ団の方は来日公演をやらないですが、ヤンヤンタンやマリア・コチェトワ、スーパーピルエットで有名なソフィアン・シルヴィが所属しているし、ノイマイヤーの人魚姫やニジンスキー、クランコのオネーギンや芸術監督&主任振付師であるヘルギ・トマソンの全幕物、ウィールドンの新作「シンデレラ」など、興味深いレパートリーを持っていて、レベルの高いバレエ団だと思います。
美男美女ぞろいとかいう噂も聞いているので、一度観てみたいものです。
どこかの呼び屋さん、呼んでくれませんかね?

るんるん

新国立劇場の公式HPでは、来シーズンオープニングの「シルヴィア」のページができています。
佐久間奈緒さんが稽古場でヴァリエーションを踊っている動画が見られます。
私、この動画を観て、シルヴィアは米沢唯さんで見たい!と思いました。
唯さんの日のエロスは八幡さん、オライオンはマイレンさん、ぴったりなキャストです。
ビントレー振付にしては、美術も衣装も古典的で、私の苦手なモンティパイソン的露悪趣味はないようで、ちょっとホッとしています。
るんるん

Kバレエの秋ツアーは「ドンキホーテ」
びっくりなのは、熊川さんの相手役が入団間もない佐々部佳代さんというほぼ無名のダンサーだったこと。
コンクールに入賞した時の動画を見ましたが、テクニックはあるし、身長のつりあいも熊川さんと似合いなのでしょう。
いままで熊川さんがKバレエに招いたダンサーを考えると、清水健太さんやSHOKOさん、遅沢さんなど、海外で評価が高くても日本では知名度がなかった素晴らしいダンサーでした。
熊川さんはダンサーを見る目は確かだと思います。
ただ、ダンサーを育てられるかというと…
自分でものすごく努力したと思われる松岡さん以外は、あまりうまくいっていないような気がします。
芳賀さん、輪島さん、清水さんは退団してしまったし。
東野さんも、これからというのに退団してしまったし。
佐々部さんがどれほどのバレリーナがわかりませんが、このチャンスをものにして、Kバレエのプリマになれるのか??興味深々です。
るんるん


東京バレエは、明日から横浜ベイサイドバレエですね。
残念ながら観に行けませんが、野外のバレエって日本ではあまりやらないので、こういう催しっていいですよね!
昔アテネに旅行した時、偶然アクロポリスでベジャールバレエ団が公演しているのを見ました。
チケットがなかったのでフェンスの外から見たのですが、月に照らされて、それはもう荘厳で夢幻な世界で、今でも思いだすと不思議な気持ちになります。

東京バレエ団のパリオペラ座「ザ・カブキ」公演の密着ドキュメンタリーがWOWWOWで8月24日10PMに放映されるそうで、これはぜひ観たいと思っています。
るんるん


ロイヤルバレエ団の来シーズンの入団者が発表になり、2年前のローザンヌバレエコンクールで優勝したマヤラ・マグリさんが入団になりました。
身体能力が高いし、独特な個性があるので、どんなバレリーナに成長するのか楽しみです。
(前にも言ったけど、ちょっと鼻を小さく整形すれば、コジョカルそっくりになるのに)

ぴかぴか(新しい)














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2012年04月04日

新国立劇場ONLINEツアー

新国立劇場のHPで、「バレエの作り方」というサイトが公開になりました。こちら

オペラとバレエのそれぞれにおいて、舞台を作り上げるまでの様々な人達へのインタビューや映像を見ることができます。
バレエでは、昨年12月に行われた「くるみ割り人形」の舞台を作り上げるまでの、クラスレッスンからリハーサル、舞台稽古、本番、それぞれにかかわる裏方さんのお話や、ダンサーたちの話を映像で見ることができます。
ひとつの舞台を作り上げるのに、こんなにたくさんの人達がかかわっていて、それぞれの仕事をきっちりとこなしているからこそ、私たち観客はあの夢のような空間で楽しむことができるわけです。
パフォーミングアート系への就職を考えている人たちにも、どんなお仕事なのかわかるように作られているサイトですので、ぜひご覧ください。ぴかぴか(新しい)


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2012年03月06日

マラーホフとタマラ・ロホの夏期特別講習会

東京バレエ団が、新スタジオオープン記念特別企画(V)として、2012年夏期講習会の受講生を募集するそうです。
なんと、講師はマラーホフ、そしてタマラ・ロホ!!

マラーホフの講習会は8月18日(土)〜20日(月)の3日間で対象は男子と女子
クラスT(小5−中1)11:00〜12:30 ※ポワントなし、目安としてバレエ経験3年以上
クラスU(中2−高3)13:30〜15:00 ※ポワントなし、目安としてバレエ経験5年以上
会場:東京バレエ団スタジオ(目黒)受講料52000円 4月3日10時より電話受付開始

タマラ・ロホの講習会は8月17日(金)〜8月19日(日)の3日間で対象は女子のみ
クラスT(小5−中1)13:00−14:30 ※ポワントなし、目安としてバレエ経験3年以上
クラスU(中2−高3)15:30−17:00 ※ポワントなし、目安としてバレエ経験5年以上
会場:東京バレエ団スタジオ(目黒)受講料48000円 4月6日10時より電話受付開始

両方ともお問い合わせ、お申込みは東京バレエ学校事務局 03-3791-7000だそうです。


いいなあ…大人向けの特別レッスンてのもやってくれないかしら。

優れたダンサーが必ずしも優れた教師とは限りませんし、彼らのような一流の現役ダンサーにならうのなら、クラスレッスンよりも、もっと高度なヴァリエーション・レッスンとかのほうが有益なのかもしれませんが…
お手本を観るだけでも目の保養になりそうです。





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2012年03月05日

SHOKOが帰ってきた!

マラーホフ・バイ・チャコットの新作イメージモデルに、ベルリン国立バレエ団プリンシパルのSHOKOさんが再び起用されています。
こちらのページで、カタログ撮影の模様の動画を見ることができます。
顔が変わった?と思うぐらい、産後のせいか、太ったわけではないけれど(体は以前にもましてスマートで細いです)顔つきが丸みを帯びて柔らかくなったように感じます。ホルモンのせいかな〜

日本ではKバレエの海賊で観られますね。
出産してプロとして復帰するプリマは日本では少ないですが、SHOKOさんはどんなふうになって帰ってくるのか、興味深々です。


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2012年02月15日

寺島まゆみさん、新国立劇場を退団!

新国立劇場のHPで、寺島まゆみさんの退団のお知らせが告知されていました。

寺島まゆみさんは、2003年に登録ソリストとして「ラ・バヤデール」のつぼの踊りでデビュー、その後2004年に契約ソリストとして数々の舞台で活躍してきました。

2005年12月17日の『くるみ割り人形』で初主役。
ねずみたちにクッションを次々と投げつける元気で生き生きとしたマーシャが印象に残っています。

まゆみさんは、天性の明るいオーラがあり、どんな作品でも《踊る喜び》が伝わってきました。
彼女の踊りには、観る人を幸せな気分にさせてしまう魔法がありました。

『眠れる森の美女』では、元気の精や白い猫。
『ドンキホーテ』では、キトリの友達ジュアニッタや第一ヴァリエーション。
ふわっとした高いジャンプがお得意で、その高さは男性にも負けないぐらいでした。
そのジャンプ力を思う存分に見せてくれたのが、開場10周年ガラ『セレナーデ』でのロシアン・ガールでした。さわやかに吹き抜ける風のようなジュッテが素晴らしかったです。

2008年12月26日に主演した『シンデレラ』では、一生懸命にお掃除をする姿が印象的で、どんな境遇にあっても、小さなことに楽しみを見出すようなポジティブなシンデレラが、まゆみさんらしくて良かったです。

そのほかにも色々な舞台で、まゆみさんの姿を探すのが楽しみでした。
今ではシンデレラさながらに、誰もがうらやむような王子様とゴールインなさったので、素敵な家庭を築いていくための退団なのでしょう。

長い間、素敵な踊りを見せて頂き、ありがとうございました。
またそのうち、地元の舞台で活躍してくださるよう期待して待っています。

るんるんそれにしても…
国立といいながらも、1年ずつの契約という形での就職では、ライフスタイルの変化によって続けられなくなることになります。まゆみさんや、先だって退団した西山さん、北原さんのような、新国立の宝と言えるような、いいダンサーが次々と辞めていくのは非常に残念な事です。
バレエダンサーが、パリオペラ座のように、年金もついて、社会保障もつく、安定した職業として成り立つのは、この国では無理なのでしょうか。

新国立でそのような待遇がダメならば、東京バレエ団とか、Kバレエではさらに無理なのでしょうか。

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2012年02月03日

新国立劇場「こうもり」ゲネプロ

今日は、新国立の賛助会員で、オペラやバレエに大変造詣の深い、素晴らしい知人のお誘いにより、バレエ「こうもり」のゲネプロを見学することができました。

主役のヨハンはロバート・テューズリー、ベラはベゴーニャ・カオ、ウルリックは吉本さんのファースト・キャストでした。
カオは成熟した女性らしさがあり、外人らしいボリュームのある体つきでしたが、表情豊かで、踊りもきっちりとこなしていて素敵でした。
テューズリーは、あの黒シャツで登場の瞬間、あまりのカッコよさに「きゃあ黒ハート」ですよ。
大人の男の色気ムンムン。
スタイルも良いし踊りもビシッと決まって、こうもりで飛ぶときは足先までもきれいに羽ばたき、演技もサポートも上手で、ほぼ完璧でした。

以前に森田健太郎&真忠久美子で観た時は、なんて自分勝手な男だろうとあきれましたが、このロバートヨハンの場合は、あれだけ魅力があれば、まあ仕方ないか…と物語に妙な説得力がありました。

テューズリーが自分のヴァリエーションを少々はしょった以外は、ほぼ本番通りに進行したので、大変楽しめました。
ウルリックは吉本さんでしたが、この主役二人に比べると身長が低いのが何ですが、キレキレの踊りが素晴らしく冴えていて、演技も洒脱で良かったです。

ロバート、素晴らしいです。マノンもぜひゲストに呼んで欲しいです。
普通はゲネプロはセカンドキャストでやることが多いらしいですが、今日はファーストキャストを見られてラッキーでした。
誘ってくれた友人に大感謝ですわーい(嬉しい顔)



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2011年12月26日

2011年のまとめ

昨日は地元のバレエ学校の「くるみ割り人形ハイライト版」を観てきました。
なんと全部で1時間という超短縮版。
でも雪の道行きから始まって、パーティーのシーン、ねずみと兵隊の戦闘、ディベルティスマンもちゃんとありました。
雪の踊りがカットなのは残念でしたが、幼児にも分かりやすく、しかも楽しく構成されていて、戦闘シーンでは負傷したねずみを赤十字の旗を持ったネズミ達がタンカに載せて救護していくなど、コミカルなところもあり、面白かったです。

ほとんど生徒たちの出演といっても、要所要所では上級生や先生方が踊っていたので、発表会というよりは、公演と言えるレベルを保っていたと思います。
私の友人のお嬢さんがクララを踊ったのですが、可憐で愛らしく、演技もとても自然で、舞台にポッと香りのよい、やさしい花が咲いているようでした。
今年はプロのくるみ割りは観に行かなかったのですが、この公演でクリスマスらしい気分になって、とても満足して帰ってきました。

恒例ですが、今年のバレエ観賞を振り返ってみます。

1月
ベルリン国立バレエ「チャイコフスキー」マラーホフ主演
新国立劇場バレエ「ラ・バヤデール」小林ひかる&マトヴィエンコ
新国立劇場バレエ「ラ・バヤデール」小野絢子&福岡雄大
2月
新国立劇場バレエ研修所「エトワールへの道程2011」
3月
Kバレエ「ピーターラビットと仲間たち/真夏の夜の夢」遅沢オべロン/松岡タイターニャ/熊川パック
4月
東京バレエ団「ラ・バヤデール」上野水香&マシュー・ゴールディング
5月
新国立劇場バレエ「アラジン」小野絢子&八幡顕光
Kバレエ「ロミオとジュリエット」熊川哲也&ロベルタ・マルケス
6月
新国立劇場バレエ「ロミオとジュリエット」小野絢子&マトヴィエンコ
7月
キエフバレエ「親子で楽しむ夏休みバレエまつり」
ABT「オープニング・ガラ」
ABT「スペシャル・ドンキホーテ」
8月
小林紀子バレエシアター「マノン」島添亮子&ロバート・テューズリー
9月
Kバレエ「白鳥の湖」熊川哲也&松岡梨絵
10月
新国立劇場バレエ「オープニング・ガラ」
新国立バレエ研修所第7期・第8期生発表会」
11月
新国立劇場バレエ「パゴダの王子」小野絢子&福岡雄大

今年は少なかったですね。17公演でした。
今年のベスト3は、「チャイコフスキー」「マノン」「スペシャル・ドンキホーテ」でした。
次点は「パゴダの王子」かな?
大震災の影響があり、3月以降は公演がキャンセルになったり、海外のダンサーが来日を中止したりと、大変な年でした。
観客の動員数もぐっと落ち込んでしまいましたし。
でも、ようやくこの年末ぐらいから、復調してきたように感じています。

個人的バレエライフでは、今までお遊び程度でしか履かなかったポワントのレッスンを始めて、ヴァリエーションを踊れるようになった事が、我ながらびっくりな出来事です。
この年になっても新しい事に挑戦していけるって、私の人生まだまだ未開拓エリアが広大です。
無理は禁物なので、楽しみながら長く続けていきたいと思っています。


それはそうと、高橋大輔の全日本選手権、ショートプログラムでの素晴らしい演技観ましたか?
彼はまだまだ進化していける、その可能性を発揮してくれました。
今年の高橋は、バレエを習い始めたり、アイスダンスを習いにいったりと、新しいことにも挑戦しています。
バレエを習い始めたのは、昨年、熊川哲也さんと逢ったからだと私は思います。
TV番組で対談したことを、過去の記事で書きましたが、読み返してみると、この邂逅が今の高橋大輔につながっているのだと感じます。

世界選手権でシングル・フリーともにパーフェクトな演技を見せて欲しいけれども、そんなことが達成できたら、彼はもう満足したといって引退しちゃいそうなので、うーん…


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2011年12月01日

子どもためのバレエ「ねむれる森の美女」新制作

東京バレエ団が、子どものためのバレエと称して、眠れる森の美女を新制作するそうです。
こちら

3月3日(土)のマチネ(1PM)と早めのソワレ(4PM)
3月4日(日)のマチネ(1PM)の3回公演で、会場はめぐろパーシモンホールです。

眠れる森の美女と言えば、チャイコフスキーのグランドバレエの傑作で、きちんと上演すれば軽く4時間はかかるというもの。
それをどのようにカットするのかわかりませんが、お子様の忍耐力を考えて、休憩をはさんで1時間半にするそうです。
式典長(カタラビュット)がナビゲーターとして解説をしたり、登場人物が客席から登場したり、着ぐるみの衣装があったりと、ミュージカルのような親しみやすさを演出するらしいです。
東京バレエ団がいままで上演してきたものは、舞台装置や衣装が古くなってきていてお蔵入りになり、ここ何年かはマラーホフ版の眠りを上演してきましたが、お子様向け路線とは!!
新国立劇場の「しらゆき姫」もお子様路線ですが、あれよりも美術や演出はたとえ子供向けでも、大人でも満足できるレベルで作って欲しいものです。

東京バレエ団
子どものためのバレエ「眠れる森の美女」

◆公演日&主な配役
3月3日(土) 1:00p.m.  オーロラ姫:佐伯知香/デジーレ王子:長瀬直義
3月3日(土) 4:00p.m.  オーロラ姫:二階堂由依/デジーレ王子:柄本弾
3月4日(日) 1:00p.m.  オーロラ姫:沖香菜子/デジーレ王子:松野乃知

ファーストキャストは団の中堅どころ、セカンドは期待の若手、そしてサードキャストは、入団2年目の沖香菜子さんと入団1年目の松野乃知さんという新人が大抜擢!!


お子様向けとはいえども、これは要チェックです。
実は沖さんは、以前の記事で書いたように、私の息子の同級生です。
高校を休学してボリショイに留学し、その後東京バレエ団に入団しましたが、こんなに早く主役に抜擢されるとは嬉しいニュースです。
二階堂由依さんと柄本弾さんのコンビも良さそうですね。

チケットの発売は12月17日です。


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2011年11月03日

ミラノスカラ座の「ライモンダ」映像

ミラノスカラ座で、昔のプティパ版をディハレフが復元した「ライモンダ」が上演されたそうで、そのTV放映映像をYouTubeで全幕見る事が出来ます。

ライモンダはマリインスキーのオーレシア・ノヴィコワ
ジャン・ド・ブリエンヌはフリーデマン・フォーゲル
アブデラクマンはミック・ゼーニ

私は全幕は新国立ヴァージョンの「ライモンダ」しか見た事がないので、美術や衣装は新国立の方がブルーを基調に、統一がとれた美しさだと思いましたが、ノヴィコワが素晴らしいし、中世風な色彩の洪水も欧米人には似合っています。

第1幕はこちら


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2011年10月29日

ボリショイ劇場オープニングガラ映像

10月28日に、6年間、500億円をかけて改装されたボリショイ劇場のオープニング・ガラが行われました。

こちらから、ガラの動画がご覧になれます。

オペラ、声楽、バレエ、オーケストラのハイライト、そして最新の劇場設備を披露するような盛りだくさんの内容ですごく面白かったです。

バレエはシンデレラ、スパルタクス、パリの炎(ラトマンスキー版)、白鳥の湖、ドンキホーテなど。

映像と実際の人物を組み合わせて見せる設備があって、どこまでが映像でどこまでが人物なのか全然わからなくて、ものすごい群衆が舞台上にいると思ったら、実は半分は映像だったのでびっくりしました。

最後の方に、劇場で働いているおばさんたちが出てきてパフォーマンスしたのが微笑ましくて、モスクワの人達のボリショイ劇場への愛を感じました。

動画は2時間ほどですが、1:09あたりから、ウヴァーロフとザハロワの白鳥があります。
完全復活のザハロワが、息をのむほど美しいですので、ぜひご覧ください。
この部分だけ永久保存したいです。

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『パゴダの王子』明日開幕!

新国立劇場の新制作バレエ「パゴダの王子」が明日から始まります。
公開リハーサルに行った時はまだ振付が全部できておらず、大丈夫かいなと思いましたが、特設サイトの動画ニュースによれば、10月15日に全部振付が終わった、とビントレーさんが言っていました。
それにしても2週間前ですから、かなりぎりぎりだった感は否めません。

新国立劇場バレエのブログもできて、それによると、第1幕の宮廷シーンの衣装はまるで日本の平安時代の貴族たちです。
女王エピーヌは十二単衣ですし…。
あれじゃ、すり足で歩くだけで踊るのは無理でしょうね。

そして後ろの方に、スターズ&ストライプ模様の衣装の人がいますが、あれはきっとアメリカ(西)の王なのでしょう。けれど、王様というよりは、むしろサーカスの団長(笑)

アメリカは王じゃなくて大統領では?とか、
そもそも平安時代にアメリカはなかったのじゃないか?とか
かなりつっこみどころが多そうで、それが楽しみわーい(嬉しい顔)

今回は、最終日のチケットをとってあるのです。
新作は、最終日の方が完成度が高いかと思って…。

本当は、最初と最後を見たら、マイナーチェンジなどがあるのがよくわかるし、アンサンブルの成熟度も違ってくるから面白いのかもしれませんが。


「アラジン」のような、ディズニー的な楽しさのあるファミリーバレエになるのか、それとも、変に日本的なものを取り入れようとしておかしくなっちゃったバレエになるのか、興味津津です。



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2011年10月11日

チャコットカタログ

Danzaを見ていて知ったのですが、チャコットの秋カタログのモデルで、東京バレエ団の二階堂由依さんが載っていました。
フリードのページに載っています。
恐ろしいほどの手足の長さと、笹のようなほっそりした体型。
日本人離れしたスタイルの良さ、という形容詞よりも、東洋人らしいスタイルの良さ。

顔も細面で、肩幅も狭くて、私のイメージでは、楊貴妃かわいい

バレエは、努力ではどうにもならない、身長を含めての容姿が大変重要な芸術ですから、見た目が美しい彼女のような人は、ぜひぜひ頑張って、もって生まれたギフトを最大限に生かせるプリマになってもらいたいと期待しています。

ザ・カブキで大抜擢されたのを始めとして、少しずつ地方公演などで大きな役を踊っているようですから、これから注目していきたいと思います。


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2011年10月08日

パゴダの王子公開リハーサル

2011年10月8日 13:15 新国立劇場リハーサル室
さくら姫 小野絢子 長田佳世 米沢唯
王子 福岡雄大 芳賀望
女王エピーヌ 湯川麻美子 川村真樹 本島美和
子役 日本ジュニアパレエ

今日は新国立劇場の新作「パゴダの王子」の公開リハーサルを見てきました。

チケットは抽選でしたが運よく当たり、40名ほどが、リハーサル室の壁際に座って見学しました。
振付のデビットビントレー、主役のさくら姫と王子が3キャスト(菅野さんは研修所発表会に出演のため欠席)、重要な敵役の女王エピーヌが3キャスト、姫と王子の子供時代を演じる子が2キャスト、それから振付助手を務めている陳さんや大原永子先生、ノ―テ―ションの係の方などもいました。

あと初日まで20日なのに、まだ振付ができていないのか?
と少々心配になりましたが、大部分の所はすでにできているそうで、今日は子役が学校が休みなので、子役とからむ部分をきちんと作ろうという事なのではないかと思います。

ファーストキャストの小野&福岡、湯川にビントレーが見本をみせながら、指示を出して振付し、その様子をセカンド以降が後ろでなぞっています。

王子がさくら姫に、子供の頃に自分がとかげに変えられた事を伝えるシーンです。

その場面の心理状況や、求められた動きをすぐに理解して演じられ、ちょっと難解な音楽もきちっとカウントして、子役にも動きの指示を出していた湯川麻美子さんは、やはりすごい。
彼女はすごく積極的で、ビントレーと共に振付の進行をパワフルに引っ張っているように感じられました。

小野さんは、どんな時でも動きが美しく、振付家の創作意欲を刺激するバレリーナだと感じました。
子役の男の子も、こんな一流の新作バレエの創造にかかわれる幸運を感じているのか、頑張って自分なりの演技をしようとしている姿に感心しました。

40分ばかりの間でしたが、最初は形がきまっていなかったものが、徐々に一つのシーンとして姿を現してくる創作の過程がわかって、とても面白かったです。


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2011年08月13日

東京バレエ団ブログ

連日暑いし湿度は高いし、蝉は必死に鳴きまくって…まさに日本の夏ですね。

東京バレエ団のブログは、こまめに更新してくれるのですが、最新の「稽古場より」の記事がとても面白かったので紹介します。
担当は松下祐次さん。こちら
まずは「ジゼル」のリハーサルの様子で、広いスタジオで細かく顔の向きなどを修正しながら進んでいるようです。
東バのジゼルは何度も見ましたが、2幕でウィリーたちが斜めにぴしーっと一列に並んで、ヒラリオンに引導を渡すシーンはドラマティックで大好きです。

「助けてくれ」と懇願するヒラリオンに、冷たくミルタが「死ね!」と言うと、斜めになったウィリーたちがウェーブのように順々に振りむいてヒラリオンを沼の方に押しやり、最後には突き落される。
ヒラリオンを殺した後、楽しそうにステップを踏んで舞台を去り、またザザーッと斜めに出てくると、今度はアルブレヒトがいけにえに!

という場面です。

今回の公演は「ニコラ・ル・リッシュと仲間達」がキャンセルになったため急遽組まれましたが、久しぶりのヴィシニョーワ来日ですから期待は高まりますね。
ただ私は、5年ほど前に観たマラーホフ&ヴィシニョーワの「ジゼル」があまりにも衝撃的に素晴らしかったので、他の人とジゼルを踊るヴィシはあまり見たくない…気分なのです。
よって、行くかどうかは分かりませんが、ヴィシニョーワは絶対素晴らしいでしょうし、東バもこの演目は得意ですからおススメです。

ゲストが来日するまでは、佐伯さんと長瀬さんが主役を踊ってリハーサルをしているそうです。この二人はたしかマラーホフのジゼルレッスンのDVDで生徒役をやっていましたね。

そしてイベントで白鳥をやる、二階堂さんの美しいアラベスク姿!
彼女のオデットをぜひ観たいです。

そして、建設中の新スタジオ(立派です。ワガノワみたい)の床をどの仕様にするかダンサーの意見を聞くとは、なかなかです。床は大事ですもの。
最近の東バは、ブログでの情報発信といい、ポワント基金設立とか、民主的な経営姿勢が好ましいです。

そして、番外編に登場する、中国雑技団級の柔軟性を持つダンサー、沖香菜子さんは、息子の高校時代の同級生です!
高校ではダンス部で活躍し、ボリショイバレエ学校に留学していました。
このブログでは顔が出ていないのが残念ですが、とてもかわいくて素敵なお嬢さんです。
東バ入団2年目でやっと少しずつ舞台に出られるようになったようです。
ダンサーとしてはこれからですが、素質はあるし、クラシックだけでなくコンテンポラリーも踊れると思うので、将来が楽しみです。

ぴかぴか(新しい)











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2011年08月02日

ABTの注目ダンサー

スペシャルドンキでフラワーガールをやっていたミスティ・コープランド。
アフリカ系黒人では初めてのソリストだそうです。
彼女がクラシックバレエを始めたのは13歳の時。
3か月でポワントを履くようになったというから、恐るべき身体能力。
こちらの動画を見ると、黒人特有の運動能力の高さが良くわかります。
筋肉が違う!
胸のあたり、胴体のボリュームがあるから、白鳥とか姫とかが似合うかは疑問ですが、ドンキホーテのキトリなんかはぴったりだと思います。

そして、今回のABT公演で気になったのが、オープニング・ガラでコレーラとチャイコフスキー・パ・ド・ドゥを踊ったイザベル・ボイルストン。
甲が高くて美しい脚を持つダンサーで、踊りはまだ荒けずりですが、身体能力も高く、勢いがあります。
この動画で、レッスンのデモンストレーションをしていますが、おもわずひきつけられるほどの、脚の美しさがおわかりになると思います。

こちらの動画では、マルセロ・ゴメスとベンジャミン・ミルピエ振付の作品を踊っています。
体のラインがとてもきれいですね。

彼女はミルピエとつきあっていたのに、ナタリー・ポートマンに取られてしまったそうです。
素晴らしい素質があるから、この際そんなことふっきってプリンシパルを目指せ!!!

ぴかぴか(新しい)


posted by haru at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする