2009年10月10日

SHOKO@NHK「トップランナー」

私が今、絶対観にいきたいダンサーのひとり、SHOKOこと中村祥子さんが
出演するNHK「トップランナー」
の放送を見ました。

まず、すっと伸びた美しい姿勢とたたずまいに圧倒されます。
ソロで「アレス・ワルツ」
遅沢佑介さんとKバレエの新作「ロミオとジュリエット」から
バルコニーシーンのパ・ド・ドゥを踊りました。
Kのロミジュリは、メディアで発表されたのは初ではないでしょうか。

大人っぽい祥子さんにジュリエットはどうかな?と
キャスティング発表の時に思っていましたが、なかなかステキでした。
リフトを多用する振付なので、(それも、放り投げたり、
頭からでんぐり返し状にリフトに入るような感じだったり、
かなり難しそうなのばっかり)
身長173センチの祥子さんのサポートは大変だと思います。
もっと小さい人だと軽々とできて、雰囲気が颯爽とするのかも
しれませんが、十分美しかったです。
遅沢さん、もっと筋肉つけて頑張ってください。

ロミジュリは、マクミランの素晴らしい振付をどうしても
意識してしまいがちで、でも真似したらミセスマクミランが
文句をいいそうだし、熊川さんとしては苦しいとこですね。
日本人としては、あまりチューチューするのも不自然だし。

マクミランがデフォとなっている私たちにも、
イメージを損ねることなく、音楽に合ってきれいな振付だったと思います。
熊川さんは、本当に、音楽の盛り上がりに踊りをピタッと合わせるので、
ダンサーが踊っていて感情を入れやすいし、気持ちよく踊れるのでは
ないかなと感じました。

そのKバレエのロミジュリ、脇キャストのロザラインとパリスが
発表になりました。こちら

プリンシパル級がキャスティングされていますので、
かなり踊る場面もあるのかと思います。
ロミジュリ・ツアーは10月15日から。楽しみですね。
私は11月3日と8日を観にいきます。
清水&荒井ペアというのも、はまり役になりそうで観たいんですが…



番組では、マラーホフと熊川さんの祥子さん評の映像がありました。
マラーホフは、「彼女は、繊細で日本人らしい美しさを持つダンサー。
一方、日本人らしくない背の高さや手足の長さもある。
自分の欠点を隠すやり方を努力して見つけ、
完璧にわからないように、ラインの見せ方を工夫している。
大変に頭のいいダンサーだ。生まれながらのプリンシパルだ。」
と言っていました。
祥子さんは、「私が努力していたことを、マラーホフさんは
ちゃんとわかってくれていて、感激しました」と言っていました。

熊川さんは
「いつも完璧で、音楽を自由自在にあやつる感じがいい。
素晴らしくて、何も注文することはない。
しいて言えば、あと5センチ背が低かったらな。
僕が一緒に踊りたかったから」と手放しにべた褒めでした。


るんるん   るんるん


この番組、示唆に富んでいてとても面白かったです。
たとえば、祥子さんが「スイッチが切り替わった」のは、
小学5年生の時に赤いチュチュを着てコンクールに出たとき。
そのチュチュを着て踊ったら、舞台では違う人になっていいんだ、
ということを感じたそうです。(実生活ではとても大人しい子だった)

るんるん

ローザンヌ・コンクールでスカラシップを取って、
ドイツのジョンクランコ・バレエスクールに留学した時、
「今まで習ったことはすべて忘れて一から習いなさい」と言われたそうです。
まず、O脚だった脚を、「筋肉を移動しなさい」と。
骨格はなおせないけれども、外側についているふくらはぎの筋肉を
内側に移動することで、脚のラインをきれいに見せることができる、
という事だそうです。
その時はそんなことできるのかと思ったけれども、
長い年月をかけて移動できたそうです。

るんるん


祥子さんの得意技は、バランスをとっていて、
オフバランスのぎりぎりの所まで遊ぶ事だそうです。
披露した「アレス・ワルツ」でもそのぎりぎりのバランスが
見事に表現されていました。
以前この作品をポリーナ・セミオノワが踊ったのを見ましたが、
その時はさらっと踊っていたので、あんまり面白いとは思わなかった
けれど、祥子さんは、アラベスク・ターンなどで、この
ぎりぎりバランスを多用していてスリル感がありました。
繊細で大胆、さりげなく音楽と遊ぶ、たゆとう感じが素晴らしい!


るんるん

司会の方が、「今までこの番組に来た人の中で、仕事が自分の中で
何%になるのか、と聞いていましたが、初めて、100%の人を
見た気がします」と言っていた言葉が印象的でした。
祥子さんも「私はバレエバカって呼ばれています。とにかく、
バレエは限りないので、やらなければならないことが
いっぱいあって、いくらお稽古してもし足りない」
というような事を言っていました。




「トップランナー」の再放送は、NHKBS2 14日午前3:05〜


追記
チャコットウェブマガジン「ダンスキューブ」にも、
この番組についての記事が載っていました。こちら




ぴかぴか(新しい)
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2009年06月20日

Kバレエ「ロミオ&ジュリエット」キャスト発表!

Kバレエの10周年記念「ロミオとジュリエット」の
キャストが発表になりました。こちら

全16公演のうち、前半は熊川&ロベルタ・マルケス(英国ロイヤルバレエ)がファーストキャストで6回、
熊川&東野泰子が4回(ジゼルの功績か)、
熊川&康村和恵が3回(祝・全幕復帰)
遅沢佑介&SHOKOが2回(やっぱり、もっとSHOKOを!でしょ)
清水健太&荒井祐子が1回(ジゼルのパートナーシップの続きで)

むむむ…そうきたか。
ロベルタ・マルケスだって?ヴィヴィアナじゃなくて?
ヴィヴィは身を引いたのか、それとも新しさを求めたのか。

ロベルタ・マルケスはブラジル生まれのダンサー。
2008年の英国ロイヤルバレエ来日公演では、
もともと一回、マチネのみの主演予定だったが
コジョカルの降板の代役となり、眠れる森の美女を踊った。
あの時はPRではマニュエラ・ヌニェスばっかり取り上げられていたので、
その影にかすんでいましたね。

どんなダンサーなのか、You tubeで見てみましょう。
こちらは、イナーキ・ウルレザーガと踊る「ドン・キホーテ」
1フレーズすっとばしてポワントバランスとるなど、
軸がびしっと決まっていてなかなかのテクニシャン。
フェッテはあえて左回りに挑戦して墓穴を掘っているけど。

こちらはロイヤルでのロミオとジュリエット
ジュリエットはかなり評判が良かったようですね。
だからKバレエがオファーしたのかしら。
年令は30ぐらいだそうで、一番ダンサーとしてはいい時期かもしれません。

しかしそうなると、かなり悩みます〜ふらふら
熊さんのお疲れ度を思うと、最初の方がいいのか、
それともツアーの間に微調整と手直しをして
舞台としての完成度を高めているであろう後半がいいのか。
SHOKOウォッチャーとしてはSHOKOは絶対だし。

ぴかぴか(新しい)


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2009年06月11日

熊川哲也@徹子の部屋

月曜日の「徹子の部屋」は熊川哲也さんがゲストでした。
第九の宣伝の為らしく、DVDの映像がいろいろ流れました。

徹子さんは、もうインタビュアーとしては終わっていますね。
だって、自分のことばっかり話したがるんですもの。(しかも滑舌が悪いし)
たとえば、「今日、私のイヤリングとネックレスは全部バレリーナなんです!」とか。
(金のバレリーナチャームがぶら下がっているところをカメラがアップ)

「私の父が第九を演奏した時に、母が歌手で来ていて、
二人が出逢って、私が生れたんです」とか。

そんなことより、熊川さんに、第九の再演である今回は
前回と比べてどのようなところを手直ししたとか、
次に手がけるロミオとジュリエットの事とか聞いて欲しかったです。

徹子さんが、自分のペースで自分の言いたい事を勝手にしゃべる合間に
ビデオを流すという身勝手流にもかかわらず、
熊川さんは、頑張って口をはさんでいました。
もっと大人しいゲストだったら、言いたいこと何にも
言わせてもらえないと思う。

最初は、熊川さんが黒スーツをびしっと着てきたことを
褒めてばっかりだし。(まあ、本当にステキでしたが。
ネクタイはキラキラしたスパンコール?ラメ?入りで)

ですから印象に残った話は少ないのですが、
そのひとつは、「海賊」の時に2度とも怪我をしたので、
レッテルを貼られるのがいやですね」と。
海賊を踊ると怪我をするというレッテルなのか、
海賊に限らず、怪我をしやすいダンサーだというレッテルなのか、
くわしく説明してくれなかったので(そして徹子も聞かなかったので)
わかりませんが。

もうひとつ、こんなことを言っていました。
若い時は、自分を表現するために、バレエを利用してやろうと思っていた。
今は逆に、バレエの為に、僕を利用して欲しい、利用してもらいたいと
思うようになって、より深いところでバレエと繋がっている


う〜〜ん、深いです。
熊川さんが謙虚になった、というか、
怪我をして、より純粋にバレエを愛するようになった、
という心の現れと私は感じました。

その熊川さんの「ベートーベン第九」再演、
本日が初日でしたが、観にいった友人によると、
踊りも音楽も昨年より格段にアンサンブルが良くなって、
大成功。

男性ダンサーはノリノリで、宮尾さんと遅沢さんの
太陽と月も見事だったそうです。
熊川さんは会場の空気を自分に一人に引き付けて
凄い勢いの回転で登場し、
会場の空気が潮の満ち干の如く、
彼の登場ごとに前後に動いたように感じられたそうです。

前回はオケが舞台上で音響が悪く、
音楽がオモチャの楽隊のように聞こえたのですが、
今回はオケピットにいたので音もよく、
バレエ+オケ+合唱+ソリストの融合で
凄い作品になって大感激したとか。

さすが熊川さんはきっちり修正してきますね!

私は残念ですが行けそうにありませんが…

秋のKバレエ10周年公演の「ロミオとジュリエット」は
絶対観にいきます!
将来のことを見越したら、マクミラン版ではなくて
熊川版だろうという予想は当たりましたが、
気になるのはキャストですね。

順当に熊川&ヴィヴィアナ、清水&荒井は良さそうだし、
宮尾あるいは遅沢&松岡、橋本&浅川とかでしょうか。
ジゼルで抜擢された東野さんはジュリエットにキャスティングされるか?
吉田都さんの光臨はあるのか?
このあたりがいろいろ待ち遠しいです。

ぴかぴか(新しい)










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2009年05月13日

ロマンティックな哲也

kバレエカンパニー「ジゼル」
2009年5月12日(火)18:30 オーチャードホール

ジゼル  東野泰子
アルブレヒト 熊川哲也
ヒラリオン スチュアート・キャシディ
ミルタ 松岡梨絵
ペザント 神戸里奈 橋本直樹
バチルド 松根花子
ベルト ニコラ・ターナ
クールランド公爵 宮尾俊太郎

とてもいい公演でした。
ただし、今回ジゼルを踊るはずだったヴィヴィアナ・デュランテが
初日にふくらはぎの肉ばなれで降板。
「ヴィヴィだったら…」と思わずにはいられない事もたびたび。
おそらく、ヴィヴィだったら、熊川さんとのケミストリーが起きて
120%の満足の舞台になったでしょう。
その場合と比べると、おそらく80%ぐらいの満足度ではありました。

とてもよかったことのいくつか…
ひとつは、オーケストラのアンサンブルがきれいだったこと。
これは、去年やった『舞曲』公演で、オケが主役で演奏した経験が
実っていると思いました。
もうひとつは、やはり、プロダクションの素晴らしさ。
他の古典作品には大胆な変更も加えている熊川さんですが、
バレエの古典中の古典『ジゼル』では、スタンダードの形を
ほぼなぞっていながらも、ところどころに熊川らしいセンスを
見ることができます。

たとえば、第1幕でジゼルの母ベルタが、男に裏切られて死んだ娘が、
ウィリーとなって、森に迷い込んできた男を踊り殺す、という
伝説を話すシーンです。
ここはすべてマイムで語られます。このようなマイムは西洋文化の
バックボーンのない日本人にとっては苦手な分野だと思いますが、
Kバレエでは、いつもロイヤルから呼んできたダンサーが演じるので、びしっと舞台がしまりますね。

それから、今回私が非常に美しいと感じたのは、
第2幕の幕切れで、ウィリーとなったジゼルと踊っていた
アルブレヒトが、夜明けの光の中で現実の世界に戻る場面。
下手にあるジゼルのお墓に向かって、上手からオレンジ色の
朝の光がさーっと差し込んできます。
幽玄の世界にいたアルブレヒトが、現実世界を照らし出す
太陽の光で、ジゼルの愛と、彼女のいない世界でこれからも
生きていかねばならない苦しさを自覚する…という演出です。

普通の演出では、この「朝の光」はないのです。
それまでが夜の森の情景ですから、
その暗さとの対比も感じられました。
このアイデアは素晴らしいです。

そして、何より驚いたのは、熊川哲也さんが
とてもロマンティックになっていたことです!
いままでは、何を演じてもやはり熊川哲也。
今回はオレサマ臭は全然感じられませんでした。
ちゃんとジゼルに恋するアルブレヒトでした。
ロマンティックにアルブレヒトを演じる筆頭はマラーホフですが、
そのマラーホフの表現にだいぶ近づいている感じがしました。

ただ、熊川さんのサービス精神はちょこっと顔を出していました。
ウィリーに命じられて踊る場面に普通はない180度開脚ジャンプを
入れていましたね。あれはファンサービスかなあと。

ジゼルの東野さんは、砂糖菓子みたいに甘いスィートな雰囲気のある
ダンサーです。踊りはやわらかくて、ポワントの足音がしないのは
良かったとは思いますが、伸びやかさや、踊りの大きさが物足りない。
もっと、内に秘めた情熱が伝わってくるといいのにね。
狂気のシーンは、彼女ならではの工夫が感じられました。
人形のようになったジゼルの表情が良かったです。

アンコールでは、ひっこもうとする東野さんの腰を
かすかに押して、レヴェランスを促す熊川さんの姿が、
「喝采を受ける快感をもっと味わってごらん…」という親心、ならぬ
プリマの成長を願う芸監心を表わしているようで、微笑ましかったです。

Kバレエのダンサーたちも、だいぶ面子が変わってきていて、
コールドの人たちは、ちょっと太目の子もいたりして、
ソリストがコールドに入っていた昔と比べると差がありますね。
そんな中でさすがの存在感は、やはりスチュアート・キャシディ。
そして、ミルタを踊った松岡梨絵さんは、ウィリーの女王としての
強さを前面に打ち出した踊りで、素晴らしかったです。
この堂々として厳しいミルタを踊る同じ人が、ジゼルにも
キャスティングされているんですね。
どのように踊り分けするのか、興味津々です。





ぴかぴか(新しい)








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2009年05月12日

ヴィヴィアナ・デュランテの代役は東野さん

Kバレエの「ジゼル」、大宮公演でデュランテが1幕途中で
降板しましたが、ふくらはぎの肉ばなれだったそうです。
全治3週間で、今回のジゼルはキャンセルになりました。

東京である4公演の代役は東野康子さんです。
東野さんは、ジゼルは初役で、当初1回だけの予定が
東京だけでも4回、もしかしたら地方公演も踊るとすれば
計8回踊ることになります。
これは彼女にとってすごいチャンスですね。
Kバレエの中では珍しい姫キャラですから、
ぜひ頑張ってこのチャンスをものにしてください。

「ジゼル」に関して、熊川さんの記事が
朝日新聞に掲載されていました。こちら

42歳の若さでなくなった親友の死を見つめて、この作品を見る目が
変わったという熊川さんのアルブレヒトが楽しみです。

Kバレエに関しては、昨日のTBS「ひるおび」で
初めてアルブレヒト役に挑む宮尾俊太郎さんのドキュメンタリーを
放送していました。

小学生の時に、熊川さんのコーヒーのCMを見て、
突然バレエダンサーを目指そうとしたこと。

お父さんは最初バレエに反対だったのですが、
中学校の門のところでいつもくるくる回っていると
担任の先生から聞いて、ようやく許可をくれた事。

中学生の頃は、どんどんうまくなるので、
自分は天才だと思っていたこと。

高校中退してフランスのバレエ学校へ留学して、
卒業後プロのバレエ団のオーディションを受けるも、
ことごとく受からずに失意のままで日本に帰ってきたこと。

そこで意気消沈して3ヶ月の間、まったく踊らずにいたそうです。
その様子を見たお父さんは、とことん悩め〜〜みたいな感じで
傍観していたと言います。
ここで世間の厳しさを思い知っておいた方がいい、みたいな。
冷たいように思えますが、これも親の愛情ですね。

そして宮尾さんは、熊川さんを育てた北海道の久富先生のスタジオを
訪れたそうです。

そこで、久富さんのおっしゃったセリフが素敵でした。
「この体ほど素直なものはないですよ。
柔軟性がないんです、もう固くて曲がらないんです、と言いますが、
心がやわらかくなれば、体もやわらかくなるんです。」


この言葉、体が固くて悩んでいる全国の「大人からバレエ」の皆様に
捧げたいです!


るんるん   るんるん   るんるん

そして、番組は宮尾さんに
「バレエを辞めたいと思ったことはありますか?」と質問をします。
これは、先日のTVで熊川さんが受けたのと同じ質問です。
熊川さんは即答で、「まったくないです。僕はつねに進歩していたから」
と答えました。

宮尾さんは、「いっぱいあります。こんなにできないとは、
こんなに自分が不器用だとは…」
と答えていました。
これは、宮尾さんがジゼルのリハーサルを熊川さんに見てもらっている
映像の後の質問です。
そのリハーサルでは、熊川さんが容赦なく宮尾さんを罵倒します。
「タラタラ踊らない! ジゼルの気を後ろで感じなきゃ!
そんなにタラタラやったら、その瞬間面白くないんだよ。
お客さんは、こんなことやっていたら、寝ているよ!」

熊川さんに、宮尾さんのどこがダメなのか聞いてみると、
「自分の踊る曲を聴いちゃっているからね。
聴いちゃっている時点で、ダンサーとしてはダメだから」
と厳しいコメントでした。
ダンサーは、音楽を聴いて踊るのではなく、
自分が音楽と同化して、音楽自身にならなくてはダメという事ですね。

それでも、こういうリハーサルを繰り返して、
宮尾さんが練習しまくって悩みまくっている間に、
熊川さんは、本人には知らせないものの、
「もう、舞台に出して大丈夫なレベル」と、
ちゃんとOKを出していてくれたのでした。

というような内容です。
「バレエ王子」として売り出し中の宮尾さん、
ルックスは抜群だから、うんと悩んで
精進して、将来日本をしょってたつような
ダンサーになって欲しいと願っています。



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2009年04月30日

熊川哲也@花まるカフェ

TBSの朝番組「花まるマーケット」の中の
「花まるカフェ」のコーナーに熊川哲也さんが出演していました。

いろいろ楽しいトークがありましたが、
Kバレエスクールの生徒さんからの質問に
対しての答えが興味深かったです。

@プレッシャーを克服するのはどうすればいいの?

プレッシャーは自分で作り出すものだから、
自分で解決しないと…
「自信」を持つこと。
「自信」は負けたとしても自分の糧になるからね。


Aバレリーナになるための心構えは?

子どものうちから、美しいものに触れて、
美しいものを感じる心を養うこと。


B熊川さんは、子どものころ、
バレエをやめたいと思ったことがありますか?

ないです。まったくない。
いつも僕は上達していたから。
つまり、上達していると楽しいから。


熊川さんは、以前よりも肩の力が抜けたというか、
自然体になっていたような気がします。

最近は、家のテラスに咲いている花を見て、
きれいだ、と単純に思う心が芽生えてきて、
それが自分を豊かにしてくれたそうです。
以前は、花が咲いていてもそんなに気にならなかったから、
年をとったのかな〜と笑っていました。

2回も大怪我をして、今まで走り続けてきた足をとめると、
自分の足元に咲いていた野の花に気がついた、という
所でしょうか。
何気ない日常の中にある小さな幸せに目をやる
気持ちの広がりができたということでしょうか。


自分の目に入ってくるものはステキなものであって欲しい。
自分の目がフレームなのだから、とも言っていました。

そして、5月に公演のある「ジゼル」を例に出して、
クラシックバレエの良さについて、

そのときのお客様のバックグラウンドで見方が違ってくる。
バレエには言葉がないから、その分お客様の心の中で
自由にクリエイトできる。


と言っていました。
そうそう、その通り!
だから新国立の「しらゆき姫」みたいなセリフ付バレエは邪道です!


それから、熊川さんは2級小型船舶の免許を取得したそうです。
筆記試験の時にすごく緊張して、
「さあ、問題をめくって、はじめ!」
と試験官に言われて問題を読んだけど、あせっているから
何がかいてあるかさっぱり分からなくて、
まわりの人たちはキコキコいっぱい書いていて、
もうあせって、プレッシャーを感じて、
「そうだ、こんなときは自信だ!」
と自分に言い聞かせていた(笑)そうです。

デュランテとジゼルのリハーサルをしている映像も
写りましたが、とってもきれいに、伸びやかに踊っていて
安心しました。
私もジゼルを観にいくのですが、この分ならきっと
素晴らしい公演になるでしょう。

肩の力の抜けた、自然体の熊川さんの
ナチュラルな踊りが観られると期待しています。

ぴかぴか(新しい)


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2009年02月16日

熊川哲也の記事―読売新聞

2月8日(日)の読売新聞「オンの才人オフの達人」という
コラムに、熊川哲也さんの話が載っています。
一部、私の興味を引いた部分を紹介いたします。

次なるスター作りたい

Kバレエで子供に教えているのは、
次なるスターを発掘するため。
海外と違って、日本は、バレエを楽しむ人口は
非常に多いのですが、トップレベルを超えて
サクセスを極めるのはごく一部。
客席を満席にでき、それを長年持続させる領域にまでいける、
そんなスターを作りたいですね。
そうすれば次の世代にバトンタッチできるし、
今レッスンに来ている子供たちが将来踊れる基盤も作れる。

頂点を極めるのに必要なのは、センスや解読力、瞬発力などを
含めた100%の才能と、出会いやタイミング、そして図太さ。
これまで、自分には「図太さ」を考える必要がないほど
試練はありませんでした。目の前にサクセスが続き、
欲を出す前に既に欲が達成させている、そんな状態です。
35歳でケガをして初めて、図太さが出てきました。

子供たちに伝えたいのは「興味が世界を切り開く」ということ。
興味がないと世界は広がらないし、その興味を持たせるのは
大人の仕事です。
好きなことを仕事にできれば幸せですが、皆ができることではない。
生きる手段と、自分を豊かにしてくれる趣味の世界との
2つを持ってもいい。好きなことを続けられる道は
必ずあるはずです。

  

今の日本のバレエ界において、熊川さんが目ざしている
「客席を満席にできて、それを長年持続させる領域」のスターって、
熊川さん自身と、吉田都さん、そして上野水香さんあたりしか
いないんじゃないでしょうか。
素材として良いものを持っているダンサーはいるけれど、
真ん中でなかなか踊らせてもらえなかったり、
PRがうまくなくて知名度がなかったり…
逆に踊りの実力以上に知名度だけあったりする人もいたりして。

熊川さんのプロモーション戦略が当たって、
そういうスターダンサーが出てくるといいですね。
KバレエのPRの手腕を、他のバレエ団もぜひ
見習って欲しいものです。

みんなプリマというバレエのサイトから、
Kバレエの神戸里奈さんと橋本直樹さんのビデオメッセージが
見られます。稽古の様子もちょっと写りますよ。こちら。

熊川さんが子供たちに伝えたい「興味が世界を切り開く」って、
バレエに限らずなんでもそうですよね。
好きなことは決して手離しではいけない、と私も思うので
この考えには大賛成です。


ぴかぴか(新しい)
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2008年11月26日

熊川さんの近況

12月19日(金)夜10時、テレビ東京「誰でもピカソ」に
熊川哲也さんとKバレエ、Kバレエスクールの方々が出演します。
番組のHPで予告編が見られます。こちら

くるみ割りのパ・ド・ドゥや、
スクール生のレッスン風景など、
盛りだくさんな内容のようです。

しばらく音沙汰のなかった熊川さんも
ちゃんと普通に歩いているようですね。

Kバレエの「バレエ王子」こと宮尾俊太郎さんは、
「アラジン」の楽日(元Kバレエの芳賀望さん主演日)に来ていました。
色白で、ハンサム、すらっとした長身で目だっていましたよ〜。
最近は、日本テレビの「アナザースカイ」金曜日24時〜の司会を
今田耕司さんとやっているようで、だいぶ顔が売れてきたようです。
ファンの女の子から声をかけられたり、
握手をせがまれたりしていました。






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2008年05月12日

Kバレエ「白鳥の湖」キャスト変更

現在公演中のKバレエ「白鳥の湖」
キャスト変更が少々ありました。

東野泰子さんがオデット/オディールを踊る予定の
5月16日(金)のオディールが荒井祐子さんに、
20日(火)鹿児島公演のオディールが副智美さんになりました。

東野さんが足でもくじいたのでしょうかね?
オデットぐらいなら踊れるけど、オディールまでは無理とか?
あるいは、ここで本来の熊川版である、
オデットとオディール別人バージョンを
復活させるとか?

私は別人が踊るからこそ、面白さが増す熊川版だと思うので、
このキャスト変更で、かえって舞台が観たくなりました。

荒井さんのオディールはもちろんいいだろうし、
副さんはオディールデビューだと思うけれど、
彼女はなかなかのテクニシャンだから32回転も大丈夫でしょうるんるん

白鳥公演の初日、熊川さんの全幕復帰の舞台を観た友人の感想は、
「熊川さんはとても緊張していて、自分に言い聞かせるように、
自分の内面と闘ったヴァリエーションだった」
ということでした。

熊川さんでも、緊張するんですね。
きっと、また怪我したら…なんて頭をよぎるんでしょうね。
でもその恐怖に打ち勝つように踊ったのでしょう。

怪我をする前は、熊川さんは、なんというか、流すように、
慣れた踊りを、手馴れたように踊っていました。
もちろん、とても上手でした。

でも、第九の時に感じたのですが、怪我の後は、
それが一変して、踊る事にすごく真剣に向き合っているようで、
ひとつひとつのパを正確に、忠実に、まるで
バレエを習いたての生徒のように踊っていました。

もちろん、彼の超絶技巧はそのままですが、
真摯さを取り戻したことで、よりキレが増したようです。

今、この瞬間に踊っているのが、生涯最後の踊りになるかもしれない。

大怪我によって、彼の脳に刷り込まれたトラウマ。


そのイメージが鮮やかなうちに、熊川哲也を観ておいたほうがいいですね。きっと。


ぴかぴか(新しい)










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2008年05月05日

Kバレエ「ベートーベン第九」WOWWOWで放映

Kバレエが3月に公演した「ベートーベン交響曲第九番」が
昨日WOWWOWで放映されました。

公演映像の前に、10分ぐらい、熊川哲也さんの話がありました。
「クラシック物の改訂だと、形のあるものを読み替えていくけれども、
今回はまったく何もないところから始めたので大変だった」

「音楽のカウントを、8、8、8、と読んでいくのは簡単なんだけど、
メロディーを聞いていくと、それではあてはまらなくて、
8の次は14とか、その後9、6となっていくような事になるんです」

「スタッフを夜遅くまで、どのようにカウントを切って振付けるか、それはやっていましたね」

「自分で鼻歌でうたえるところまで、ひたすら音楽を聞いてました」


「偉大な作曲家、ベートーベンと僕のコラボレーションです!」

などなど、この作品を作るにあたって大変な時間と労力をかけた事、
でも熊川さんは、それを楽しみながらやったという事がうかがえます。
以前のインタビューでも、チャイコフスキーなどの大芸術家と
仕事ができることが、バレエの素晴しさのひとつであると言っていましたよね。

おそらく、この映像は私が観にいった日の収録だと思いますが、
今回の放映でも、劇場でも感じたのは、
実に音楽と振付けがマッチしていること。

音のきっかけがつかみやすいし、盛り上がるところはジュッテなど
激しく、静かなところは腕のポールド・ブラを生かした動きなど、
見ていてもわかりやすいし、
おそらくダンサーにとっても踊っていて気持ちよく、
感情移入しやすい踊りなのではないでしょうか。

映画「バレエ・リュッス」の時代、1930年代から40年代、
交響曲にバレエを振付けることが流行ったといいます。
かの良き時代は、バレエに西部劇を取り込んだり、
ダリなどの前衛芸術を取り込んだり、様々な試みがなされました。
バレエというものを、高尚な芸術ではなく、
より身近に楽しもうという意欲にあふれていたのだと思います。

熊川哲也さんの試みも、それに近いものではないでしょうか。
Kバレエの「ベートーベン交響曲第九番」はとてもわかりやすく、
観客を気持ちよくしてくれる作品だと思います。

ただひとつ残念なことは、オケの音。
放映だと音質調整をするかなと思いましたが、
4楽章のはじめのオーケストラだけの部分が
やはりスカスカの音でした。

再演時は、弦の人数をもっと多くして、
舞台上じゃなくてオーケストラピットで演奏して欲しいです。


ぴかぴか(新しい)


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2008年04月25日

ありゃりゃ?Kバレエ「海賊」キャスト変更

Kバレエの海賊キャスト、
前回の記事で大抜擢だった荒井英之さんが
アリのキャストからはずされています…

当初荒井さんがアリだった8月3日マチネは
アレクサンドル・ブーベル、
当初ブーベルがアリだった8月1日と2日ソワレは遅沢佑介さんがアリです。

一日でキャストを変えるとは…何があったのか…
荒井さんが怪我でもしたのか、
遅沢さんが文句でも言ったのか(オレにも踊らせろ!〜なんてね!)
それともやっぱり荒井英之さんは、
ちょっと力不足だと判断されたのか…
真相はナゾですが。

とすると、8月3日マチネは、ブーベルと中村祥子さんで
ふたつ“ウリ”ができたわけですね。

う〜ん、はげしく迷う。


というか、清水健太さんはアリは踊らないの?
彼はいいと思うけどね〜〜〜

ぴかぴか(新しい)


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2008年04月02日

長田佳世さんがKバレエを退団

Kバレエのファースト・ソリストだった長田佳世さんが退団なさるそうです。
彼女は、ボリショイバレエ学校出身で、Kバレエは初期の頃からのメンバー。
Kバレエブログで挨拶を書いています。

2年ほど前、彼女がオディールを踊った
「白鳥の湖」(オデットは中村祥子さん)を観ましたが、
魅惑的で素晴しかったです。
彼女はソリスト陣の中でも踊りが上手だったですけれど、
なかなか昇格できなくて、松岡梨絵さんに抜かされてしまいました。
そんなことも今回の退団の一因だったのかもしれません。

たしかに、プロポーションとかの面でもうひとつでは
あったとは思いますが、実力はあったと思うし、
重要なポジションを占めていた、このようなダンサーが
いなくなることはKバレエにとって大きな損失です。

先日のTVドキュメンタリー番組で、熊川哲也さんは、
「僕が判断した実力なんだけど」とKバレエのダンサーに
関して言っていましたから、
彼の基準には達してなかったということなのでしょうが、
初期から頑張ってきた実力者が抜けたのは残念なことです。

これから、どのような道に進むのかわかりませんが、
ぜひ彼女の良さを認めてくれるような場所で
思う存分力を発揮してくれるように願います。


ぴかぴか(新しい)



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2008年03月30日

TV特番「熊川哲也 怪我から復帰の300日」

TBS関東ローカルで、熊川哲也さんの特番の放映がありました。
番組の詳細はこちら


いままでの自信満々とは違った顔を見せた熊川さんが印象的でした。
あの、怪我直後の記者会見に向かう時に、
「歩く事が、こんなにつらいなんて…」と思わず漏らした言葉。
記者会見では、堂々としていて、つらさを微塵もみせなかったのに。

「僕が出なければ、チケットが売れない、
今までもそれを頭では解っていたんだけど、
実際にそうなると…」


「自分の踊りに絶対的な自信があったから、
今までは(トラブルがあっても)自分が踊ればどうにかなるや、
というところがあったけど、それができなくなったんだよね」

「NO PAIN, NO GAINですよ。
痛みを感じなくては、得ることができない。
これを座右の銘にしますよ」

映像は、熊川さんの少年時代、
12才の初めての発表会で
「海賊」のヴァリエーションを踊る姿も紹介します。
この映像は初めて見ました。
とてもほっそりしていて、ピルエットも凄い。
このときから、あの、回転しながらドリルのように
しゃがみこむ技も使っていたのには驚き!


新作の「ベートーベン第九」を振付ながら、
取材スタッフの「踊りたいですか?」と言う質問に、
「そりゃあ、音楽を聴いていると、なんだかムズムズしてくるよね」
と熊川さん。

番組の後半は、第九を制作する事に関してでした。
ロンドンへお正月に美術・衣裳担当のゾナベントと
打ち合わせするために行ったり、
舞台模型を東京で組み立てたり、
その合間にリハビリに励んだり…

第九の舞台シーンも少々ありましたが、
舞台全体が見られるようなショットが少なく、
なぜか、身体の一部分とか、顔とかの
大写しが多かったです。
公式映像との兼ね合いでしょうね。
初演を終わって、とても嬉しそうな表情の
熊川さんが良かったです。

その公式映像が、WOWWOWで観られるそうです。
5月4日(日・祝)11PMだそうです。
wowwowでの紹介はこちら



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2008年03月20日

Kバレエ「ベートーヴェン交響曲第九番」

Kバレエ「ベートーヴェン交響曲第九番」

2008年3月19日(水)14:30 赤坂ACTシアター
演出・振付 熊川哲也 舞台美術・衣裳ヨランダ・ソナベンド
指揮 井田勝大 演奏シアターオーケストラトーキョー
合唱 藤原歌劇団合唱部


熊川さん復帰の舞台を観て来ました!



るんるん

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2007年11月16日

Kバレエ「白鳥の湖」雑感


公演レビューに中村祥子さんの事ばかり書いてしまいましたので、
それ以外のことを…

王子役デビューの宮尾俊太郎さん。

ドンキホーテの時は、脚の長い熊川さんのようで、
すごく良かったのですが、王子役はまだ時期尚早でした。

王子のノーブルな感じが全然ありませんでした。
思うに、日本で真に「ノーブル」なふるまいのできるのは
皇室の方々だけなので、一般人にはなじみがない。

英国ロイヤルバレエだったら、
王室を迎えてのガラもしょっちゅうあるし、
ノーブルなしぐさというものを、
間近に見る事ができるでしょうが、
宮尾さんにはそんな機会がないのではないか。

実際見たことがないのに、真似はできないですよね。
彼は、「皇室アルバム」でも見て、皇太子の歩き方などを
参考にしていただきたい。

歩くだけでなく、挨拶の仕方、椅子の座り方、
ワインの飲み方…などすべて。

ノーブルなふるまいはこれからの課題ですが、
脚が長くてラインがきれいだから、
白タイツが似合うし、
踊りも、高く飛んで、着地もやわらかく、
アラベスクもきれいでした。

熊川さんが怪我をしなければ、まだまだ後の方で
踊っている段階だったと思いますが、
舞い込んだラッキー、そして祥子さんのような
凄いバレリーナと組めるチャンスを
ひとつひとつ自分の糧として成長していって欲しいです。


今回は、Kバレエにとっては、新人育成公演として
主役だけでなく、中堅どころの踊る役にも
新人をたくさん起用しています。

名前を聞いたことのない方が、
第1幕の貴族として出演していました。

やはり、そういう方で気になるのは表情の硬さ。
リードを取りなれている副さんや、長田さんの
自然な笑顔にくらべて、仏頂面に見えてしまいます。

「笑ってください。プロならば。」

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2007年11月14日

中村祥子さんの黒鳥

明日は、と〜ても楽しみにしていた
Kバレエ「白鳥の湖」

オデットとオディールを中村祥子さんが踊ります!!

なぜこの日だけ特別サービスで
オデットとオディールを同じ人が踊るようにしてくれたんでしょう?

初演版と銘打っていますが、Kバレエの初演の時は
オデットとオディールを違うバレリーナが踊っていたはず。

現在のヴァージョンだと、3幕にオデットとオディールが
同時に出てくるけれど、初演時にはその演出はなかったから、
同じ人が両方踊る事も可能なわけで…

キャスト発表の前に、祥子さんの黒鳥と白鳥、
どっちを見よう〜〜と悩んでいた、まるで私のため?

まあ、とにかく予習として、YOU TUBEにアップされていた
祥子さんとヴィズラウ・デュデックの
黒鳥のパ・ド・ドゥを見ました!

祥子さんの着ている衣裳は、黒一色でなくて、
グレーの羽も混じっているKバレエのものですね。

パワーを感じる踊りで、ステキです!!

そうそう、チャコットで出している無料のマガジン
DANCE MOVEの今月号は中村祥子さんの特集だそうです。
これは必ずgetしなくては!!




ぴかぴか(新しい)



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2007年11月11日

「News 23」での熊川哲也特集

金曜日夜の筑紫哲也News 23で熊川哲也さんの特集がありました。

10分ぐらいの短いものでしたが、
怪我とそれの復活にかける事が中心でした。

熊川さんの簡単なプロフィールと映像、
怪我をした『海賊』の映像
(ランケデムと踊り比べをするシーン)
“このジャンプの後の着地に失敗して怪我をした”とのこと。

怪我から3日後の記者会見の映像。
靭帯再建手術は1ヶ月後に行う事に。

いつもの自信満々の熊川さんとは違う
ちょっと“落ちている”姿が写されます。


眠れますか?との質問に、

「眠れてるのは眠れているね。
膝も痛くはないんだよね。

朝が絶望感なんだよね。

朝が絶望感を味わうんだよ。」と熊川さん。

今までの人生で初めて味わった絶望感だそうです。
自分がいなくて、公演は成り立つんだろうか?


「実際、僕が出ない公演ってありえるんだろうかって
よぎるんですよ。やったことなかったので
…まあ、きつかったですよ」


松葉杖をつきながら監督として『海賊』の全国ツアーを回った。
(カーテンコールに出る所や、
橋本さんにダメ出しをしている所)

ツアーが終わったのが6月16日。
2日後の6月18日に靭帯再建手術。

そして手術2日後の映像。
右脚全体に巻いた包帯がいたいたしい。
この時は、松葉杖から手を離してやっと立てるぐらい。

「痛いですか?」とお医者さん。

「痛かったです。次の日は死ぬかと思いました(笑)」

「そうでしょう…
だいたい一日目でみんなびっくりするんです(笑)」

「あんなに痛いとは思わないですよ(笑)」




怪我をした右脚をゆっくり曲げる。かなり痛そう。

「自分の脚じゃないくらい腫れている」と熊川さんが
いいながら見せる膝の映像。

絆創膏は、15センチぐらいのが1枚、膝上から膝下にかけて。
膝上とちょっと下には5センチぐらいのが2枚で、
なるべく傷口を小さくするように配慮したように見えます。

松葉杖で、ゆっくりとどうにかやっと歩いている映像。

そして術後3日目。
前日よりかなりスムーズに松葉杖で歩いています。


そして1週間後の映像。
松葉杖もつかずに歩いて、
リハビリ用の階段を昇り降りする熊川さん。
見た目はそんなにひどそうじゃないです。
一週間でこれとは、驚異的な回復力??



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2007年11月10日

熊川哲也出演の「誰でもピカソ」

昨晩のTV東京「誰でもピカソ」
熊川哲也さんとKバレエ、Kスクールの面々が出演して、
なかなか盛りだくさんの内容でした。

熊川さんは、怪我やその後の話をして、
それから「小学生にもわかるバレエ」と題して、
バレエについての解説を実演を交えながら。

実演は、Kバレエスクールの男の子が2人、
短いアンシュヌマンを披露。
小学校4、5年生と中1ぐらいかな?
小さい子の方は姿勢もいいし、
軸も出来ていて、スクールの公開レッスンで
目立っていたという噂の子かな?

そのお二人に熊川さんが、レッスンをつける。
ポールド・ブラのやり方、「顔をつけるといいよ」
と言って、お手本を見ます。
「やってみて」といって、すぐできる生徒さんも凄い!


それから、スクールの上級生が男女登場して、
パ・ド・ドゥを披露。
女性の方は、ローザンヌ予選に通った澤井玲奈さん。
手足が長くて、脚がしなっていて、
きれいなプロポーションをしています。
将来有望でするんるん


熊川さんは、澤井さんを相手に、サポートのコツを教える。
アラベスクしている女性をプロムナード
(その姿勢のままぐるっと回る)させる時は、
女性の軸足と自分の足がひとつになるくらいに接近しないと、
重心が安定しない、とやってみせます。

「パ・ド・ドゥでは気持ちが大事」と、
男性の差し出した手を女性がとる、出だしの所を直します。
熊川さんのアドバイスがあると、
見本の二人がとっても良くなる、さすがです。


それから、Jr.プリンシパルの清水健太さんが「海賊」の
ランケデムのヴァリエーションを披露。
スタジオの床に細長くリノリウムを引いた場所なので、
狭くて踊りづらそうでしたが、最後に
脚を入れ替えてひねる、大技ジャンプも披露。

たけしに「沢村のキックボクシングみたい」
と感想を言われて苦笑してました。

ここまでの演技は、練習着でしたが、
実演の最後は、清水健太さんと荒井祐子さんによる
衣裳をつけての『ラプソディー』の一部披露。

この『ラプソディー』の衣裳は、
男性が赤に黄色の水玉、女性が黄色で胸にマーク、という、
舞台美術と一緒に見ないとかなり変なシロモノですが、
それを差し引いても、お二人の踊りは、とても美しかった。
観にいきたくなっちゃいました〜〜〜黒ハート黒ハート

清水健太さんは、初めて見ましたが、踊りが達者で、
舞台慣れしている、という感じです。
マイアミ・シティ・バレエではかなり経験を積んできたようです。
経歴を見ると、ほとんどの演目で主役を踊っているようですし、
彼なら、Jrプリンシパルとして、Kバレエの舞台を
まかせられる、と熊川さんが考えたのもわかります。

まだ24才とか言っていましたが、そのわりには若さあふれる、
というよりは、ちょいと老成した、そつのない踊りですね。
ジャンプもできるし、回転もきれいだし…

2000年にローザンヌ・コンクールでスカラシップを得て
英国ロイヤルバレエ学校へ留学、YAGPのアメリカ本選で銀賞、
と経歴もすごいし、やはりロイヤルつながりですか…


「王子になる!」というコーナーで、
熊川さんが、「白鳥の湖」のジークフリード王子を
マイムでやってみせて、それをスタジオにいる今田耕治が
まねをしてやってみたり、Kバレエの宮尾俊太郎さんが
やってみせたりしましたが、いやはや、ノーブルな
ふるまいというのは難しい!

ビデオで、今回ジークフリード初挑戦の宮尾さんに、
熊川さんが稽古をつける様子が見られましたが、
第1幕の王子の登場シーンをず〜っとダメ出ししてました。

「みんながセレブレートしてくれるのだから、
もっと胸をはって、お腹を落としちゃいけない」

「ポーズをしたから安心して素に戻らない!
そのままもっと前へ行くように!」

ヴァリエーションの稽古でも
「なんで下向いちゃうんだよ!」などなど…

“王子は自信がないといけない”そうです。
指導が入るところが的確で、踊るだけでなく
役をよく理解してやらないとすぐチェックが入ります。

宮尾さんは、熊川さんのことを
「すべてにおいて隙のない人」と言っておりました。


宮尾さんの稽古シーンなどを見ると、
やはり清水さんに比べると「まだまだ…」ですね。
でも、『カルメン』はカッコ良かった!
すっごく観に行きたくなりました!

番組の最後で、たけしが
「オレたちのやっている事は、物を作ることじゃないから、
形として残るものじゃないから、それを評価してもらって、
それでお金を貰うってのは、ホントに大変な事だ」
と言っておりましたが、同感です。

今はまだリハビリ中で、復帰は来春だそうですが、
芸術監督として後進の指導をして、熊川さんの持っている
技術や知識など、すべてを受け継ぐような人を育てようと
頑張っているのがわかり、とても感動的でした。





ぴかぴか(新しい)



















posted by haru at 08:15| Comment(0) | TrackBack(1) | Kバレエ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする